正雲寺で暫し周りを見渡し、さぁ登ろうかと妻と階段を登って行きました

 

見渡す限り石像が立てられている

どうやって運んだのでしょう 現地彫りなのかどうか

 

登り口に鐘がありご自由に鳴らして下さいとある

木槌で叩くと山々に響き渡るほどの音色でした

 

 

登り切った先に本堂があってそこもご自由に中へお入り下さいと看板があります

先客ご夫婦が居て水子の供養を成されてた

 

 

 

妻の遺骨と遺影を祭壇の真ん中に置いてあげて手を合わせました

脇を観ると大きな磬子と杢魚があって読経用の冊子らしきものも

 

折角供養に来たんだしやらない手はないと考え私は般若心経を普段の声量で読み始めました

その間もちろん磬子と杢魚も叩いてます

 

先に御出でになられてた御夫婦も私の後ろで正座して下手な読経をお聞きになられてた

摩訶般若波羅密多・・・・・・・・・・

10分ほど読み上げ合掌し妻への想いを心から願った私でした

遺骨と遺影を手に取り後ろを振り向いたら御夫婦がお経を聞けて良かったですと言って戴けた

 

火の始末だけは気を付けないとと思い線香蝋燭だけは点けませんでした

 

 

 

 

 

 

降りて行くと本住職が読経ありがとうございますとお声があった

磬子の音色が澄んでましたとも仰って下さった

両手を合わせ本住職へお礼を述べまた来させて下さいとお願いしました

 

 

 

 

この先、永遠と続く由美子への供養 私の使命です