2ヶ月前に妻が亡くなり、その際に家で家族葬を考えていたので邪魔な大きなベッド台を分解して仕舞い込んでました

結局は病院葬と社葬に切り替わり葬祭業の方々にも急な変更でお世話になりました

 

ベッドそのものはタンス部屋に立て掛けてあったのですが何となく由美子が元に戻してよと呟いた気がした

夕方それを組み直しベッドを載せて完了しました

 

さぁ直したよ由美子 ここで前みたいに横になってなよと位牌に話し掛けました

ニコっと笑いながら慎ちゃんありがとぉと声が聞こえたのです

多分私と一緒に寝ていた筈です

 

明日また寺院内三十三観音巡りに行こうなと話し掛け暫く妻と話をしてました

あそこの桜終わっちゃったかなぁとか、この前行った時一体多かったんだけど何で?

そんな会話を二人でしてました

またあそこの女住職さんに逢えるといいな 慈悲深い人です

大粒の涙を流してくれたのには感謝ばかりでした

 

その後にお墓詣りと供花の確認、それに冷水を花立てに入れてあげる

霊園の管理人達の間でも私は有名人になっている様子です

一日3度墓前に来て花の管理やその都度線香を焚く人は貴方だけですからと言われてます

 

例え身は存在しなくとも私には唯一無二の大事な大事な由美子です