いつもの事ですが眠りが浅い

仏壇のある部屋で妻と共に眠るがいつもふと起きてしまいます

すぐに仏壇に視線を向けおはよ由美子と独り言

真夜中の二時に湯を沸かしお茶を入れてあげる

仏壇を照らす照明だけの中、一緒にお茶でも飲むか由美子と

 

 

そう言えば昨日お墓の供花、白菊が弱って居たなと思い出しました

仏壇に飾ってある供花の中の淡い紫菊もそろそろ交換時期かな

 

毎晩息子は焼香とおりんを鳴らし生前の母を偲んでくれている

妻は息子をこよなく愛し可愛がってました

分身なんだし当たり前なんでしょう

我慢強い性格で妻に似てる

 

毎日が妻への想いと供養だけが日課の私

向こう三軒両隣の人達もかなり気を使ってくれて常に声をお掛け戴いてる

独りで考え込まないで一緒に何とかの会に行かないかとか

そこで新しい人を巡り合えたら楽になれるよ等と言う

そんな気は毛頭ありゃしない

俺の女は由美子だけ 永遠の妻なんだよね

 

おくさんお亡くなりになられて辛いのに御家綺麗にしているねとか

毎年おくさんが春の準備でやられてたプランターの並べ方一緒だねとか

会社どうされたのかも聞かれたけど下の息子が後を引き継いでやってくれてますから御心配ありがとうとだけ言った

洗濯大変なんじゃないの、やってあげましょうか等と言われた時があります

 

 

昨夜は妻が大好きだった出汁巻き卵を焼いてあげた

本来は上げないんだろうけど好きだった卵焼き程度は上げてもいいだろう