朝息子に食事を作り職場へ送り出すと暫しの沈黙の時が訪れます
そこから私達夫婦の会話の時が過ぎて行く
今日も行こうな由美子と話し掛け内ポケットへ忍ばせ花と線香と鋏を車へ積む日々です
真っ先はすぐ近くの檀家となっているお寺
遺骨を両手で挟み曹洞宗ですのでそれに合う参拝をする
どうしたんだろう 今日は何処からかポコポコと叩く音がしました
住職の姿は見えない
10分ほど願いを祈願し、さぁ次に行こうなと声を掛け車を走らせる私です
行く先は墓地
前夜東風が強く恐らく供花はちりじりになってるだろうと
着くと花はそのままの状態で心配は無用でした
線香を焚き手を合わせ御釈迦様にしっかり抱かれているかと尋ねた私です
線香の焚き方もコツがあり中途半端な火の点け方では中途で消える
最後は冬木沢参り
新盆までに毎日お参りするつもり
それが俺のお役目です
閻魔大王とお釈迦様へ妻への思いの丈を伝え懇願する
必ずや願いは通じると思います
その後二人で少しのドライブをしてお花を買いに行き墓地と仏壇用の花々を
毎日がこの行動で妻への愛をお寺で心の限り祈る毎日です


