かねてから愛妻とは例えばこの先どちらかが動けなくなったりした時には互いに介護して暮らそうな、と話していたことを思い出しました
そう 介護 私は退院後に施設などには預けず自分で妻を介護するつもりでした
それが妻への愛情だと思っていた
ところがそれどころではなく憎き癌細胞が妻を蝕みこの世を去ってしまってもう40日
その間私は何をしてた 何を考えてた
役所やら社会保険事務所やら病院への疑念説明を聞いたり住職との打ち合わせ、お墓の準備や法要と会食の設定やご近所への列席のお礼などやってた気がします
合間に家で妻と向き合い涙を流す毎日でした
今日夢の中で妻と逢えました 二人で買い物をしてました
もうあんな事出来ないんですね
妻の笑顔にキスをする事も不可能であって体を洗ってあげる事も出来ない
互いに惚れ合って生き続けて来たのですが今はもう
そろそろ花を植える時期になります
妻との約束で春になったら貴方お願いねと昨年言っていました
息子も手伝うよと言いますがコツは知らないだろう
結局私一人でやる事になりそうです
いや、妻が傍で指導しているかな ホラあなた そうじゃないでしょ とか
声がしそうです
さみしい すごくさみしい
