大好きだった花を妻の好きな花 囲まれてれば最高の笑顔だった 今年は息子と話をし、お母さんの代わりに俺とお父さんで花作りしよう 息子はそう言った どうしたんだ急にと尋ねるとお母さんが亡くなってしまって家廻りが簡素化するのはヤダから こう答えた 目標も喜びもすべて消え去り廃墟の心 楽になるには 見繕い花束を買って来た 仏前に最適な花束 明日は違う店舗で買おう 夕方仕事が終わりスーパーで妻の好きな食べ物を見つけた これ好きだったよな そう思い出した瞬間に俺は