【アバラをほぐすと膝が良くなる!?】 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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せっかく暖かくなってきたのに、運動をすると膝が痛みだす…
 
そんな時、あなたはどうしていますか?
よくあるのが、揉んでほぐすと楽になるという誤解。ほぐすと一時的には良くなるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
では、根本的な解決とはどういうことか、一緒にみていきましょう。
 
 
<アバラ呼吸>
 
膝が痛い方は 太ももの外側も硬い場合が多く、内ももは柔らかく張りがないです。
外側は外側広筋と腸頸靭帯からお尻の臀筋群、腹斜筋群、アバラの肋間筋群まで繋がりを持っています。
このつながりを、アナトミートレインという筋膜のつながりでいうと、ラテラルラインと言います。
 
このライン上の肋間筋群が硬くなっているので、膝周りだけでなく、肋間筋群もほぐす必要があるわけです。
太ももの外側の硬さをチェックしてから以下の運動をしてみてください。
 
1.胸の前後を手で挟む。
2.胸全体を膨らませるように深呼吸をする。
3.数回繰り返す。
 
もう一度太ももの外側の硬さをチェックすると、柔らかくなっているはずです。 
 
 
<太ももの前側が硬いと首まで硬くなる>
 
膝が痛い方は太ももの前側が硬い場合もあります。そして、裏側が柔らかく張りがない場合が多いです。
太ももの前側は大腿四頭筋という筋肉で、腹筋から胸筋、首の前側の胸鎖乳突筋まで繋がりを持っています。
このつながりを、スーパーフィシャル・フロント・ラインと言います。 
 
大腿四頭筋が硬いせいで胸鎖乳突筋まで硬くなっているので、膝周りをほぐすだけでなく、首とほぐす必要があるわけです。
太ももの前側の硬さをチェックして、試しに写真の赤丸の部分をぎゅーっと5秒ほど押してみてください。
もう一度太ももの前側の硬さをチェックすると、恐らく柔らかくなっているはずです。
  
  
<2つのラインの関係性>

今回2つのラインをお伝えしましたが、実は、このラインは関係性が深いのです。
どういうことかというと、 実はどちらのラインも胸鎖乳突筋という首の筋肉までつながっているのです。
 
・太ももの外側の筋肉~アバラ~首の筋肉。
・太ももの前側の筋肉~腹筋~首の筋肉。
 
ですので、アバラ呼吸をすることによって、太ももの外側の筋肉が柔らかくなることはもちろんですが、
アバラ呼吸をすることで首の筋肉がほぐれ、結果、腹筋~太ももの前側の筋肉も柔らかくなるということもあります。
 
 
<まとめ>
 
・ 太ももの前側が硬いと首が硬くなる。
・ 太ももの外側が硬いとあばらが硬くなる。
・2つのラインは首を介してつながっている。
 
膝の痛みでお悩みの方は膝だけでなく、今回ご紹介したように全身へ目を向けてみてください。
そして、 アバラ呼吸は簡単ですので、ぜひやってみて下さい。
 
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理学療法士 松井 洸
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