【勝つための運動学】 〜なぜアスリートは瞑想するのか〜 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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試合ではここぞと言う大事な場面での勝負強さが必要になります。
その時に緊張して身体が固まると、動きが悪くなりパフォーマンスが落ちます。
 
しかし、その緊張しやすい場面でもパフォーマンスを落とさずに動ける人もいます。
 
この2人の違いは何なのでしょうか。
 
 
<緊張した時に動けなくなるのはなぜか>
 
試合の勝敗を決めるような緊迫した場面では緊張が高まり、気持ち的に余裕がなくなります。
あなたも余裕がない時、つい肩に無駄な力が入ってしまった経験はありませんか?
 
肩にグッと無駄な力が入ってしまうのは、首の筋肉(胸鎖乳突筋や斜角筋群)や肩の筋肉(僧帽筋)などのアウターマッスルが過剰に働いて、本来呼吸する際に働く横隔膜というインナーマッスルが働きにくくなっている状態です。
 
このアウターマッスルが過剰に働き、インナーマッスルの機能が低下している状態は、呼吸が浅くなり、安定して身体を動かすことが出来なくなります。
 
すごく緊張した場面で浮き足立ったような感覚になるのはこれが原因です。
 
緊張した場面でもパフォーマンスを発揮できるようにするには、アウターマッスルの過剰な働きを抑え、どんな時でもインナーマッスルが働きやすい状態になる必要があります。
 
 
<インナーマッスルが働きやすくなる呼吸のワーク>
 
・仰向けに寝て膝を立てる。
・両手をヘソから4横指下のところに当てる。
・口を閉じ、舌を上顎につけた状態で息を吸っていく。
・息を吸っていく時に両手が当ててあるヘソ下のところを押し返すようにお腹を膨らませ、ゆっくりとお腹から空気を抜いていく。
 
しっかりと深い呼吸が出来れば体幹周りが暖かくなってくると思います。
 
 
<ただ瞑想するだけでは効果がない>
 
よく瞑想をすることで精神を落ち着かせるという事が言われていますが、そこには先ほどの呼吸も同時に行なっている事が前提になります。
 
深く呼吸が出来ると横隔膜という筋肉が働きます。
横隔膜は大腰筋や骨盤底筋群、腹横筋に筋連結をしつつ連動しながら働きます。
 
つまり、横隔膜を働かせることで、体幹のインナーマッスルも働きやすくなるため、身体が安定し、勝負の場面でも安定して動くことが出来るようになります。
  
日頃から呼吸のワークを行うことで、いつでも安定してパフォーマンスを発揮できるようになりますので、試合に限らず緊張しやすい方はぜひ取り入れてみてください。
 
 
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