駅まで走るだけで息が切れる。。
体力が落ちた気がする。
そのような事を感じているあなたは、デスクワークや立ち仕事で、首や背中がコリ固まっていませんか?
それが原因で胸が膨らみにくくなっているのかもしれません。
ですので、もしかしたら体力が落ちたのではなく、呼吸の量が減っているのかもしれません。
では、胸を膨らましやすくするために、何をすれば良いのでしょうか?
マッサージも良いですが、今回は、ご自宅や仕事の休憩時間で出来る簡単な体操をお伝えします。
<今のあなたの呼吸の状態>
あなたは、首・肩・背中のコリやハリを感じることがありますか?
でしたら、一度おもいっきり息を吸ってみて下さい。
背中が反りませんでしたか?
肩が上がりませんでしたか?
もしそうなら、
背中の筋肉で吸っている。
肩の筋肉で吸っている。
ということになり、胸や肋骨は大きく動いているようで、さほど大きく動いていません。
つまり、呼吸の量は多くはありません。
上手く吸えている時は、背中は反らず肩も上がらずに息を吸えています。
そして胸が開く感じがあります。胸の前側も後ろ側もです。
このような呼吸が出来るためには、脇の筋肉が重要です。
そして、その筋肉は足までつながっています。
<脇の筋肉>
その筋肉は前鋸筋と言い、肩甲骨と肋骨に付いています。
この筋肉が働くと、肩甲骨は外に開き、肋骨は広がります。
すると、胸の前側と後ろ側が開くのです。
特に、肩甲骨が外に開くことで、背中の後ろ側が開きやすくなるのです。
これが非常に大事です。
ですので、この筋肉が使えると呼吸の量が増えるのです。
<つながっている筋肉>
この脇の筋肉ですが、単体で働かせるよりもつながっている筋肉と連動させることで、より使いやすくなります。
脇の筋肉-腹筋(腹斜筋)-太ももの筋肉とつながり、さらに足裏の筋肉までつながっています。
今回は、脇と足裏の2つの体操をお伝えします。
どちらも慣れると10秒で出来る体操です。
<呼吸をしやすくする10秒体操>
〔足裏の体操〕
1、足の裏を見て、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線をイメージする。
2、その線から指3本くらい前の部分をグッと押しながら、足指をグーパーと10回繰り返す。
実際の動きが確認できる無料動画はこちら
https://youtu.be/jFLP20ivyTw
〔脇の体操〕
1、左脇に右手を入れる。
2、右の親指以外の4本の指が脇の後ろ側にくるように脇を摘まむ。
3、そのまま前に5回、後ろに5回ほど腕を回す。反対側も行う。
動画はこちら
https://youtu.be/rAkCAfS3zsY
やってみましたら、息を吸ってみて下さい。
先ほどと比べると、背中を反らずに息を吸う事が出来たかと思います。
この方が胸の前後が開く呼吸で、呼吸の量は増えます。
これらの短時間で出来る体操で呼吸が変わります。
変わると息切れもなくなりますし、肩コリや背中のハリもなくなりますので、是非試してみて下さい。
筋膜のつながりを学べる【筋膜アナトミー】などは、こちらから無料でダウンロードできます。
metaaxis.co.jp/pdf/
http://www.taijikuwotaikan.com/taikan
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