【膝の痛みの原因は肩の位置で分かる】   | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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なんなんだろう、この膝の痛みや違和感は。
固い筋肉をほぐしても変わらない・・・
 
もし、膝に対して様々な方法を試してみても痛みが変わらないなら、それは痛みがある膝とは反対側に原因があるのかもしれません。
 
一体どういうことか、一緒にみていきましょう。
 
 
<ほぐしても変わらない痛みの原因>
 
筋肉が固い原因は2つあります。
1、筋肉に力が入っていて筋肉が短くなっている場合。
2、筋肉が伸ばされてピンっとなっている場合。
 
どちらも筋肉が固く感じます。

1の筋肉が短くなっている場合はほぐしても効果がありますが、2の筋肉が伸ばされてピンとなっている場合は、ほぐしても効果はあまりありません。
 
では、なぜ伸ばされてピンっとなっているのでしょうか?
右膝や太ももの外側が痛い場合を例に、2つのパターンを説明します。
 
 
<身体が傾いている>
 
左右の肩の高さは同じですか?
左肩が下がっている場合、体幹が左に傾いている可能性があります。体幹が左に傾いていると骨盤は右にズレます。
 
体幹は左に傾いていて、骨盤が右にズレていると
・右半身の外側が伸びている。
・左半身の外側が短縮している。
 
ということになります。
右の太ももの外側の筋肉は伸ばされて固まっているので、ほぐしても痛みは変わりません。
右ではなく左に原因があります。
 
〔体幹の傾きを直す方法〕
 
体幹が左に傾いている場合は、体幹の左側を伸ばせばいいのですが、それだけでは不十分です。

左の太ももの外側も短縮していますので、そこも伸ばす必要があります。
アナトミートレインで言えば、ラテラルラインです。
 
左半身の伸ばし方の写真はコチラ
https://photos.app.goo.gl/hlQxvjXBdE5YlMLb2
 
 
<体幹が捻じれている>
 
例えば、左肩の位置が右と比べて後ろにズレていませんか?
その場合は、体幹が左に捻じれているかもしれません。

体幹が左に捻じれていると、体幹は骨盤に対して左にズレています。
言い換えると、骨盤は体幹に対して右にズレています。
 
するとこの場合も、右の太ももの外側の筋肉は伸ばされて固くなっています。
 
体幹が左に捻じれていて、体幹に対して骨盤が右にずれていると、

・左側の腹斜筋は伸びていて、右の太ももの外側の筋肉も伸びている。
・右側の腹斜筋は短縮していて、左太ももの外側の筋肉も短縮している。
 
ということになります。
この筋肉はアナトミートレインでいえば、スパイラルラインです。
 
〔体幹の捻じれを直す方法〕
 
身体が左に捻じれている場合、右側の腹斜筋は短縮を伸ばすようなことをすればいいのですが、それだけでは不十分です。

左太ももの外側の筋肉も短縮しているので、この筋肉も伸ばす必要があります。
 
その伸ばし方の写真はコチラ
https://photos.app.goo.gl/7pzoymOoVpYlfyYG3
  
 
<2つのラインを伸ばす効果的なポイント>
 
先ほど写真の通りに筋肉を伸ばす事で、身体の傾きや捻じれは改善します。
 
特に、2つの写真の赤丸の所を触るとより効果的に伸ばすことが出来ます。
なぜなら、そのポイントはインナーマッスルで有名な大腰筋や横隔膜があるところだからです。
 
このポイントを触ることで、インナーマッスル意識的に使いやすくなります。
インナーマッスルが使いやすくなることで体幹が安定し、余計な緊張が抜けることで、効率的に筋肉を伸ばす事が出来ます。
 
 
<まとめ>
 
・ストレッチをしても治らない脚の痛みがある場合は、肩の位置から体幹の歪みを評価してみると、短縮している筋肉やラインが分かる。
 
・その筋肉やラインを伸ばす際には、赤丸のポイントを触るとインナーマッスルを意識的に使えるので短時間で筋肉を伸ばせる。
  
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