【うまく息を吸うコツは前鋸筋を使うこと】 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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まずは深呼吸をしてみてください。

 

あなたの胸は上手く膨らみましたか?
肩が挙がったりしてませんか?

 

胸式呼吸が上手くできると、胸郭周辺の筋肉を柔軟に動かすことができ、交感神経を優位に働かせることができます。

 

また、肺活量を高め、代謝もよくすることができます。

 

胸式呼吸はお腹をあまり動かさずに胸郭の拡張・縮小を繰り返します。しかし、多くの人は胸式呼吸時に胸郭の前側を膨らませることができますが、横と後ろ側を上手く膨らませることができません。

 

それは、前鋸筋が上手く使えていないからです。
 

前鋸筋が上手く使えないと胸郭の背面を広げづらくなります。

前鋸筋は肩甲骨の内側縁から肩甲骨の裏を通って、胸の側面にまで続く筋肉です。
この前鋸筋が働くと肩甲骨同士が離れ、立つように動きます。

 

つまり、胸郭を背面に広げることができます。

 

多くの人が菱形筋・僧帽筋が優位に働き、肩甲骨同士が近づいて胸郭の背面への拡張を抑え込む働きをします。

 

前鋸筋を優位に働かせる以外にも理想的な胸式呼吸を行うためには、肋骨が柔軟に動く状態が前提となります。

 

そのためには、肋骨の根元である胸椎が柔軟に動く必要があります。

 

これは、胸椎は僧帽筋・菱形筋が優位に働くと固まりますが、拮抗関係にある前鋸筋を優位に働かせると、胸椎周りの緊張がなくなり、柔軟に動かすことができます。

また胸椎は、隣接する頸椎・腰椎の動きが悪いことでも、固まってしまいます。

 

つまり、脊椎全体を柔軟に動かすことができると、胸郭を前後左右へ広がりを持たせた胸式呼吸をできるようになります。

 

『脊椎の柔軟性を高めるワーク』

①頸椎1~7番、胸椎1~12番、腰椎1~5番の出っ張り(棘突起)を順に触り、一つずつ順に脊椎を前後左右、回旋の動きを加えていく。

②体幹をネジるワーク

動画:https://www.youtube.com/watch?v=M_UR_RIYt1I

 

脊椎を柔軟に動かすことができるということは、脊椎に関与する体幹の筋肉も柔軟に動かすことができるようになるので、呼吸が楽になるだけでなく、肩コリ・首コリ・腰痛といった症状の予防をすることができます。

ぜひお友達に教えてあげてください。
 

でも、まずはあなたが試してください。

 

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