こんばんは、理学療法士の藤田です。
最近のマイブームは、こないだ龍三先生に花粉症の症状を緩和させる方法を教えて頂いて、暇があると口の中で舌を動かして、顎の筋肉を使うことにハマってることです。
さて、本日の内容ですが、カラダの軸(体軸)の作り方について、具体的に簡単な方法を提示していきたいと思います。
まずは簡単に、一般的なカラダの効率的な使い方について説明していきます。
多くの皆さんが筋肉の表面のアウターマッスルを優位に使っています。
アウターマッスルを優位に使い過ぎると、カラダが重く感じます。初動のスピードが遅くなったり、疲れやすくなったりします。
理想は、カラダの内側のインナーマッスルがしっかりと働き、カラダの内側が安定してる状態で、アウターマッスルはカラダの安定のためにではなく、カラダを動かすために使えるのが正しいとされてます。
インナーマッスルが働くための条件は、
カラダに軸(体軸)がある状態です。
体軸があると、各骨は長軸で関節に圧がかかり、関節や主要部位が安定します。
体軸は、一般的には中心軸で、センターとも言われます。
いきなり、中心軸を作るのは難しい、良く分からないと言う方は、
「中心軸を作る前に、左右それぞれの軸を作る」
こんなみかたもあると思います。
ここで、皆さんに試してもらいたいのですが、
歩いたり、片足立ちをして不安定な方を見つけて下さい。
例えば、右半身の右軸を作りたい時は、
・鼠蹊部のクロスポイントのワーク(*1)で、
右股関節の安定を作ります。
・脇のクロスポイントのワーク(*2)で、
右の肩甲骨周囲の可動性、安定性を作ります。
そうすると、右の開側芯と右のベストが効いて、右半身の軸(右側軸)ができてきます。
(ちなみに、この状態で右側軸のワークをするとさらに安定しますが、これは体幹リハビリテーションレベル3の内容になります。)
効果判定は、
ワーク前後で片足立ちやその場で片足立ちジャンプ5回して安定性の評価してもいいと思います。
このようにして、左右の軸が出来た状態は、
カラダの中心軸である体軸を作る要素の1つとも言えます。
(ちなみに中心軸である体軸を作るためにも、最重要な条件は左右の股関節の安定です。)
もっと、体軸の事が知りたい、
左右軸だけでなく、カラダの中心軸を作りたい、知りたい、と言う方は下記講座を受講下さい。
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