支点の違いで痛みが消える | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、

体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

 

昨日、膝が曲がらなくなったという報告をしましたが、先ほど完治しました!

実は私自身も驚いています。笑

 

本日、体軸ピラティスでテキストのモデルをしていただく方にエクササイズの確認をしていました。

 

その時に動かすポイントや身体の使い方をレクチャーし、動きの見本を見せるために少しだけ動きました。

 

動く前は最大屈曲時に違和感が残っており、立ち上がり動作の時も左脚にあまり荷重しないようにしていました。

 

ですが、基礎的なエクササイズを指導し終えて立ち上がると、内側広筋を主とする膝の痛みがなくなっていました。

膝が良くなる体軸ピラティスの基礎

 

 

では、なぜ膝の動きが良くなったのか?

 

それは、動きの支点が変わったからです。

私の場合、常に大腿四頭筋が緊張し、それによって膝蓋骨まで引っ張られることで適切なポジションにならずに引っかかることで制限が起きていました。

 

大腿四頭筋は膝関節の伸展が主な役割で、この筋肉が優位に活動している時は膝関節を支点に動いています。

 

そうすると、大腿四頭筋の一部である大腿直筋が優位に活動しているので、股関節屈曲時に大腰筋が働きにくくなります。

つまり、体幹と脚が連動せず、部分的に動いている状態になります。

 

そこで、体軸ピラティスで余計な筋緊張を使わずに身体を動かすとどうなるのか?

 

大腿四頭筋を緊張させずに、必要最低限の大腰筋の筋出力を使って股関節を動かせるようになります。

 

つまり、膝関節→股関節に支点が変わりました。

股関節を支点に動かせると、大腰筋からの筋連鎖で横隔膜・腹横筋・腹斜筋・前鋸筋といった体幹の力を使いながら脚を動かせるようになります。

 

下半身でいうと、腸骨筋・恥骨筋・内転筋群・ハムストリングスといった感じで、全身が連動して動かせるようになります。

 

この筋連鎖を基準に身体を動かせるようになると、股関節だけでなくどの関節の運動も全身の力を使って動かせるだけでなく、全身に負担を逃すことができるので、ある一部分に負担が集中することは無くなります。

 

その結果、私の場合は膝関節(特に大腿四頭筋)に負担が集中しなくなり、楽に動かせるようになりました。

 

このように身体の使い方が少し変わるだけで、全く違う状態になります。

もし、身体に痛みがあったり、違和感がある方は、体軸ピラティスで身体の使い方を変えてみませんか?

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