こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。
本日定休日のため、『スノーデン』という、アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた元CIA職員エドワード・スノーデンの実話を基にした映画を観てきました。
135分とちょっと長めですが、展開・テンポが良く、座り疲れはしたものの最後まで飽きずに楽しめました。
もし、同時期に上映された『ドクター・ストレンジ』と迷っている方は、先に『スノーデン』を観ることをお勧めします。
映画を観た後、今はどんな本が売られているのか、何が人気なのかといった情報収集を兼ねて、久々に本屋に寄りました。
そしたら、ちょっと面白いタイトルが目に入ってきました。
「大転子ウォーキング!」
なんか新しいのが出てるな、と思いながらパラパラッと中身をチェックしてみました。
簡単に言うと、骨盤・股関節を使って歩いてね、ということでした。
その大転子ウォーキングのイメージは、競歩の歩き方らしいです。
体幹が左右にぶれないように、片足荷重になった時に骨盤を側方移動させることでカウンターを当てて
バランスを取ります。その時に、大転子が左右に動くということです。
そして、大転子に着く筋肉の中臀筋を鍛えましょうね、というトレーニングが最後の方に記載されていました。
いろいろなメソッドが出てきているなと思いながら、スッと本を置きました。
ちなみに競歩に関してですが、あの歩き方には理由があります。それはルールです。
・常にどちらかの足が地面に接していること。
・前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を伸ばすこと。
この2つのルールがあるので、股関節や骨盤が支点となり脚の回転運動をしています。
ただし、使う場所は大転子ではありません。
骨盤は体幹の一部です。つまり、骨盤の回転運動をさせるには、体幹が連動して柔軟に動かなければいけません。
体幹に柔軟性がなければ、大転子で支点を動かすような歩き方は、一部分に負担が集中し怪我につながります。
あなたも様々なメソッドや運動療法を目にするかと思いますが、運動における下部構造や関係主義的な考え方ができると、いろいろな視点から物事を評価することができるようになります。
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P.S.
ちなみに、設定と支点揺動と階層性筋連鎖がわかると今回の内容が簡単に理解できますよ。
気になる方は、、
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