SEC末広ビル。函館市末広町22-1。2010(平成22)年6月11日

 

市電通りと八幡坂との交差点の北の角に建つ、元は函館貯蓄銀行本店だった建物。同じ交差点の南の角に建つSEC電算センタービルの「㈱エスイーシー」所有のビルになっている。

『関根要太郎研究室@はこだて+ちちぶ』の『函館市末広町の旧函館貯蓄銀行本店(函館の建築再見2021)』および、同『旧函館貯蓄銀行本店(函館の建物紹介)』によれば、1926(大正15)年12月に「函館貯蓄銀行」の本店として竣工したもので、戦後に改修されて竣工時の外観は角の玄関まわりに残るのみになっている。RC2階建で竣工したが、改修時に吹き抜け部分にフロアを張って3階建に替わっている。

施工は木田保造(1885~1940)率いる木田組で、設計者は不明だが木田も関わってだろうとしている。函館貯蓄銀行は太平洋戦争中まで存続し、昭和18年2月に北海道銀行に吸収合併、更に翌年に北海道銀行は北海道拓殖銀行に合併された。SECがビルを取得したのは1990年頃らしい。