
函館赤レンガ倉庫。函館市末広町13、14。2010(平成22)年6月9日

金森洋物館。函館市末広町13。2010(平成22)年6月10日
函館観光の中心と言っていいベイエリアの函館赤レンガ倉庫群は、『金森赤レンガ倉庫』や『ウィキペディア>金森赤レンガ倉庫』によれば、その歴史は以下のような経過をたどっている。
現在の金森商船株式会社は1887(明治20)年から倉庫業を始める。事業は順調に発展して明治30年頃には21棟の倉庫をもつまでになる。ところが1907年(明治40年)8月の大火で6棟の倉庫を焼失した。それを建て直したのが現在も残る赤レンガ倉庫で、1909(明治42)年5月には完成した。『関根要太郎研究室@はこだて>函館金森赤レンガ倉庫群』によれば建物の仕様は、設計・施行=不詳、構造=木骨煉瓦造平屋。
昭和後期になると、輸送形態の変化や北洋漁業縮小などの事情によって倉庫業は衰退していく。函館港の港湾機能も当地区から離れた北東部に移行していったという。また、青函トンネルの開通が昭和63年3月、青函連絡船が廃止されたのが昭和63年9月だ。一方で古い建物が「伝統的建造物」として注目されるようになる。
金森商船はこれらの状況に対応して、倉庫群の一部を観光客向けの施設に改装していく。1988年(昭和63年)に倉庫の一角が「函館ヒストリープラザ」に、1989(平成元)年に「金森船具店」を改装して「金森美術館」がオープン。1994(平成6)年に「金森洋物館」が開店、といった具合だ。

函館ヒストリープラザ。函館市末広町14。2010(平成22)年6月10日
2棟の倉庫の間に小さな倉庫があるが、これは倉庫の間の通路に屋根をかぶせただけのものではないかと疑っている。

金森洋物館南棟。函館市末広町13。2010(平成22)年6月11日
金森洋物館は正面から見ると2棟が並んでいるわけだが、横から見ると中央辺りで前と後ろに別れ、2棟が縦に並んでいて全部で4棟から成る。近年の改装かもしれない。

函館ヒストリープラザ北棟。函館市末広町14。2007(平成19)年9月24日