旧蓑浦公証役場。函館市末広町8。2007(平成19)年9月25日

 

銀座通りの市電通りの入口から3軒目が写真中央の「旧蓑浦公証役場」。『関根要太郎研究室@はこだて+ちちぶ>函館銀座通り・レトロ建築コレクション(その2、旧蓑浦公証役場)』によると、1921(大正10)年4月の大火後、じきに建てられた復興建築で、鉄筋コンクリート造り3階建てのビル。建物両端上部のレリーフなどの装飾は、大正半ば日本で大流行したセセッションの影響だろうという。1934(昭和9)年の大火では、内部の焼失は免れている。切妻屋根は増築した4階のもの。

建設当時は不明だが昭和初期には蓑浦公証役場として使われていた。その後、梅津商店が所有して倉庫として2000年頃まで使われていた。「山大(清酒)」の看板はその名残。2008(平成20)年に「Imaizumi ToKyo-Garage」というアンティークカーやアンティーク商品を展示・販売する店が入居したが、2010年には「貸物件」の紙が貼られている。

 

旧蓑浦公証役場。函館市末広町8。2010(平成22)年6月9日