ホテルニューハコダテ。函館市末広町23。2010(平成22)年6月10日

 

市電通りの八幡坂(はちまんざか)との交差点の東北角に建つ、元銀行だった建物。1932(昭和7)年に安田銀行函館支店として建てられた。設計=安田銀行営繕係、施工=大林組で、鉄筋コンクリート造2階建。

安田銀行は戦後の財閥解体に伴って「富士銀行」になり、1999年に第一勧銀と合併して「みずほ銀行」になった。

いつも参照させてもらっている『関根要太郎研究室@はこだて+ちちぶ>ホテルニューハコダテ』と『同>旧安田銀行函館支店』には、安田財閥と函館との歴史が語られている。また周辺のRC造の近代建築より新しいにもかかわらず、古めかしく見えるデザインについて考察していて、勉強になる。

ホテルニューハコダテの開業は1968(昭和43)年で、2010(平成22)年に廃業した。1986(昭和61)年の改装で、正面玄関が撤去されて左右の窓と同じ造りに替ってしまった。『関根要太郎研究室』には、昭和30年代撮影の富士銀行の写真が載っている。

2017(平成29)年5月に、後ろの「西波止場美術館」だった建物と一帯で「HakoBA 函館」というホテルにリニューアルして開館した。その「BANK 棟」となっている。