
小曽木質店。文京区千駄木5-5。2000(平成12)年5月5日
不忍通りの団子坂下交差点から西へ、本郷通りの向丘二丁目交差点へ向かう都道452号(白山神田線)から駒込学園近くの裏手に入ったところにあった質屋の蔵。都道はこの辺りでは「大観音通り」という表札が外灯に付いている。駒込学園前交差点の西北に「駒込大観音(光源寺)」があり、その交差点のすぐ東を北へ入ったところ。
周囲は戦災で焼失した地区である。写真の土蔵はその造りのため焼け残って戦後もずっと使い続けてきたものかと思う。周辺は一戸建て住宅が密集する住宅地で、小曽木質店の敷地も、現在は数棟の住宅に替わっている。