
めがね橋。千葉県南房総市白浜町滝口(旧安房郡白浜町滝口)。2012(平成24)年6月27日
めがね橋は房総フラワーライン(1966年開通)が長尾川を渡る橋から上流に見える。「めがね橋」は通称だったと思う。昔は「長尾橋」といったようで「眺尾橋」とも表記されるようだが、千葉県が1989年に県有形文化財に指定したときに「めがね橋」で登録している。それに倣ったのか、2005年に土木学会推奨土木遺産に指定された際の名称も「めがね橋」だ。3連アーチなのでめがねには見えないのだが、まあいいか。
『千葉県の近代産業遺跡>長尾橋』によると、3連の石積みアーチ橋で明治21年の架橋。施工者を石工の森善九郎としている。


『土木学会推奨土木遺産>めがね橋』によると、めがね橋が架けられた地点を「館山市街から山あいを縫って白浜町へと抜ける県道、山裾を海岸線に沿って走る国道、さらに渓谷を刻みながら蛇行して流れる長尾川、それらが出会うまさに交通の要衝」としている。徒歩で川を渡っていた地域住民にとってそこに橋をかけるのは重大な関心事だった。工事費400円は長尾村民の寄付金によった。
1993(平成5)年から1995(平成7)年にかけて保存整備工事が行われた。○と+を組み合わせた高欄はそのときの復元。
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