
左:カットハウス松原、右:キツネ洋品店。中央区築地6-21。1991(平成3)年5月5日
右の銅板貼り看板建築は、晴海通りの築地6丁目交差点から築地市場へ向かう横町と晴海通りのすぐ裏通りとの角の男性洋品店。左の床屋はその裏通り側の隣。これらの建物は写真のままの姿で今も残っている。キツネは今はマルサン三軒家(削り節)という店に替わっている。
床屋のほうは昭和初年の築地市場開設とともに開業したという古い店で、建物もたぶん開業時のものだろう。『中央区>文化観光>近代建築物調査>カットハウス松原』には「…3階建てマンサード屋根の看板建築…内部はメゾネット形式の長屋…ベルギー製の鏡など、歴史を感じさせる床屋の佇まいが残っている…隣の看板建築と並んで群としてよく残り、歴史的な景観を形成している」とある。