キノエネ醤油本社社屋。千葉県野田市中野台157。2006(平成18)年4月29日

野田の醤油=キッコーマンといっていいようなものだが、1917(大正6)年に野田の醤油醸造家が野田醤油株式会社(現キッコーマン)にまとまったときに、山下家は独自にやるといって、ちゃんと存続しているのがキノエネ醤油である。工場は流山街道の愛宕神社前交差点の南西で、通りの裏手にある。かなりの敷地といいたいがキッコーマンに比べれば問題にならない。
写真は工場の入り口に建っている本社社屋。社主の住宅として1897(明治30)年に建てられたもの。写真の母屋の裏には入母屋屋根、二階建ての離れがあり、黒板塀越しに二階部分が覗ける。


左写真は門からすぐ正面に見えている工場。『千葉県の産業・交通遺跡>14 キノエネ醤油工場群』には「作業用の建物のうちで、年代が明らかになっている最古のものは、1921(大正10)年5月竣工の作業場であり、野田市における最古の鉄筋コンクリート造と思われる」とあり、その場所と外観は「中庭を通して、社屋の西北に位置し、2間×1間の東西棟の切妻造の3階建部分とその北側にある1間四方の寄棟造の2階建部分から構成されている」としている。「間」の値がはっきりしないのと、「北側にある」は東側ではないかと思うのだが、たぶん写真の棟が大正10年に建設された作業場と思われる。

 

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Unknown (定マニア)
2022-09-06 21:08:53
本日9月6日に、古谷一行さんの「横溝正史シリーズエンディングロケ地」を訪問して来ました。キッコーマンの工場敷地内にはもちろん入れませんでしたが、工場の敷地内に旧野田市駅跡というのがあるみたいですね。その証拠?なのか、街灯にSLの装飾がついていたし、ロケ地に行く途中、何かをコンクリートで埋めたような跡が道にあったりしました。YouTubeを
ご覧になったそうで。確かまだ特定できてない場所が2ヶ所ありましたね。私は、こちらのキノエネ醤油工場の周辺ではないかと思うのですが・・・。実は、キッコーマンのロケ地を写真に納めた後、キノエネ醤油工場をスマホを頼りに探していたら、突然女性から声をかけられ「失礼ですが、何かお探しですか?」と言われました。「醤油工場の古い建物です。」と答えると「ああ、やっぱり。私、キノエネに勤めています。ここ数日写真を撮りに来る人が急に増えたんですよ」とのこと。・・・ということは、やはりこちらも横溝正史シリーズでロケに使われたことがあるのかも。

 

>定マニア様 (流一)
2022-09-09 14:54:13
YouTubeにあった2枚の画像ではその地点を特定するのは難しそうですが、キノエネ醤油工場の周辺というのはいい思いつきかもしれませんね。工場関連の建物のようでもあり、長屋かなにかの町家のようにも見えます。