
キノエネ醤油本社社屋。千葉県野田市中野台157。2006(平成18)年4月29日
野田の醤油=キッコーマンといっていいようなものだが、1917(大正6)年に野田の醤油醸造家が野田醤油株式会社(現キッコーマン)にまとまったときに、山下家は独自にやるといって、ちゃんと存続しているのがキノエネ醤油である。工場は流山街道の愛宕神社前交差点の南西で、通りの裏手にある。かなりの敷地といいたいがキッコーマンに比べれば問題にならない。
写真は工場の入り口に建っている本社社屋。社主の住宅として1897(明治30)年に建てられたもの。写真の母屋の裏には入母屋屋根、二階建ての離れがあり、黒板塀越しに二階部分が覗ける。
左写真は門からすぐ正面に見えている工場。『千葉県の産業・交通遺跡>14 キノエネ醤油工場群』には「作業用の建物のうちで、年代が明らかになっている最古のものは、1921(大正10)年5月竣工の作業場であり、野田市における最古の鉄筋コンクリート造と思われる」とあり、その場所と外観は「中庭を通して、社屋の西北に位置し、2間×1間の東西棟の切妻造の3階建部分とその北側にある1間四方の寄棟造の2階建部分から構成されている」としている。「間」の値がはっきりしないのと、「北側にある」は東側ではないかと思うのだが、たぶん写真の棟が大正10年に建設された作業場と思われる。
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