
新実米店
品川区北品川2-4
上:2013(平成25)年9月22日
左:2013(平成25)年9月22日
旧東海道筋の北品川商店街。新実米店の建物は昭和初年に建てられた看板建築の二軒長屋のようだ。同じ建物の右の店は「ギャラリー 麻の葉」。左の写真を撮った頃は「北品川商店街協同組合事務所」。その先は一心寺があって、貝長魚店と並ぶ。その魚屋は鮮魚の他に「どんぶり屋」の店名で鯵丼やあなご丼などの弁当を売っている。『東京-昭和の記憶->旧東海道 品川宿』で、貝長がまだ出桁造りの家だった頃の1983年7月撮影の写真を見ることができる。

テーラー星野。北品川2-4。2013(平成25)年9月22日
1枚目写真の貝長魚店の先の写真。1999年の地図では左から、テーラー星野、居酒屋あさやん、アクアノーツ(写真では住宅)、理容タタラ(写真では北品川商店街事務所)、木倉屋(作業着専門店)、登龍(中国料理)、魚より、若素園(わかもとえん。茶・のり、暖簾に「創業大正五年」)、大塚糸店(写真では駐車場)。昭和30・40年代の改装によるものか、と思える看板建築にした店舗が並ぶ。これだけの長さの間にビルが建っていないのは、この辺りでは珍しいのではないか。店も古い商店街にふさわしいような業種が並ぶ。