
旧日光街道沿いの民家。足立区千住5-24。1988(昭和63)年12月11日
旧日光街道から水戸街道が分かれる千住5丁目交差点(板垣道路との交差点、ここだけの名称)のすぐ北にあった元は商家だったと思われる家。写真左の家は今も残っている。右の家は「ヴィラ・セブン」という小規模のマンションに建て替わった。

足立珠算学校。千住5-24。1988(昭和63)年12月11日
1枚目写真の右に続く家並み。足立珠算学校の建物はかなり簡素なもので戦前からのものか、戦後すぐのものか判断にまよう。昭和22年の航空写真には写っている。現在はマンションに建て替わっているが珠算学校はそこで続いている。きっとこの学校で学んだ住民が今も近所に住んでいて、子供を通わせているのだろう。
隣の出桁造りの家は大野商店。なんの商売だか分からないが、この写真では営業中のように見える。建物は今も残っていて、家の前に横断歩道と歩行者用信号が取り付けられた。大野商店の隣の家はなくなっていて、横丁に面している家が写っている。この横丁が旧水戸街道。

大野商店。千住5-24。左:1999(平成11)年5月1日、右:2007(平成19)年1月27日
この家には「千住町本町五丁目七二番地」という古い表札がまだ架かっている。1932(昭和7)年10月1日から、現在の足立区千住1~5丁目という住所を使うようになったが、それ以前は南足立郡千住町(せんじゅまち)本町1~5丁目であった。
隣の家が取り壊されて大野商店の横側が見えている。なくなった家の跡地は、現在は住宅地図によると「千住めぐみいこいとふれあいの広場プチテラス」で、角には「北へ旧日光道中/東へ旧水戸佐倉道」の新しい石柱がある。以前はそこに「水戸海道」と彫られたまるっこい石碑があったようで、保管のために足立区立郷土博物館(大谷田5-20)に移されたという。