
ノックスジャッパン。足立区千住5-19。1988(昭和63)年12月11日
旧日光街道の、金町屋(現ステッラ・ポラーレ)の向かい側。右奥へ行くと名倉医院の前を通って荒川の堤防に突き当たる。写真に写っている家は全部が今も変わっていない。
写真左の平屋の家は、今は「・・・ポケット付ソックスの生産と販売/ノックスジャッパン(有)」という看板を架けている。住宅地図では「日進編機」で、これが正式な社名なのかもしれない。看板は「ソックスジャパン」が本当なのではないかとも思う。
写真中央の立派な出桁造りの家は商家だったときのままの姿を残している。二階正面左右の戸袋はトタン張りのようだが、近年、幅広の横板のものに修復された。この家とソックスジャパンとの間に路地が奥へ入っている。舗装していない道で、中央に四角いコンクリートの敷石を一列に並べている。用もないのに入ってはいけない雰囲気である。
豆腐屋の「佐のや」は今は廃業して1階の店舗は住居用に改装された。写真右端は2軒長屋式の看板建築の店舗だったようだ。

別のアングルで。1990(平成2)年4月30日
荒川堤防下の民家
千住5-21
1988(昭和63)年12月11日
1枚目写真の看板建築は三叉路の角にあるが、そこが旧日光街道と旧下妻街道との分岐点である。今はそこに「北西へ旧日光道中/北へ旧下妻道」と彫られた石標が立てられた。日光街道はそこから西向きに曲がって、昔は存在していなかったが、荒川を斜めに突っ切った辺りでまた北へ向かっていた。明治初年の地図には「陸羽街道」とあるが、この名称は定着しなかった。
下妻街道はここが起点になるのだろうか。旧下妻街道を先に行くとすぐ荒川の堤防で、左写真がそこになる。荒川で中断されたが、ほぼまっすぐ北へ続いている。