理容スガワラ。静岡県熱海市泉。2009(平成21)年3月23日(3枚とも)

隣に「熱海市役所泉支所」があり、住所は熱海市だが、神奈川県の湯河原温泉のうちである。湯河原温泉は千歳川-藤木川に沿って旅館が並んでいるが、千歳川が県境になる。千歳川の西側は湯河原温泉であっても熱海市だ。写真の床屋と左の泉支所の間の道を下がっていくと千歳川で、その河岸段丘になりそうだ。あるいは岩戸山(734.4m)の北斜面か? 標高95m位のところだ。前の道路は静岡県道102号線。
建物は普通の民家で、おそらく温泉旅館の従業員が主な客なのだろう。




店の裏側である。1枚目の写真で床屋の横に看板建築風の造作が見えるので坂道を下りて見に行ったらこんなふうになっていた。壁の曲線に惹かれてしまう。
壁の上部に十字マークと「くすり」という文字がかろうじて読める。赤いシャッターのところは薬屋だったようだ。建物横の坂道沿いのところが床屋の店舗だったのかもしれない。坂道を下って千歳川を越えるとバス通りの商店街なので、そちらからの客が多いと見越しての造りだろうか。

 

 

 

 

 

コメント

 

あらら・・・ (メタBOの若大将)
2009-06-26 01:10:31
表は綺麗にリフォームされ建物自体もそんなに古くないし
ブログのテーマとは合わない建築物だと思ってたら裏があったんですね“裏”が
錆たような色の感じが何ともノスタルジックでいいですね^^

 

 

>メタBOの若大将様 (流一)
2009-06-26 11:42:39
さっそくのコメントをありがとうございます。
今、消えかかっている壁の文字が分かりました。十字マークと「くすり」ですね。3枚目の写真を拡大表示すると判りやすいです。

『店の裏側である。1枚目の写真で床屋の横に看板建築風の造作が見えるので坂道を下りて見に行ったらこんなふうになっていた。かつてはこちらが店舗だったわけだ。壁の曲線に惹かれてしまう。
坂道を下って千歳川を越えるとバス通りの商店街なので、そちらからの客が多いと見越しての造りだろうか。』の記述を書き直しました。