猛練習で全国ベスト8の実績を誇る強豪
チームと対戦した高橋さん率いる熊谷ド
リームス。
結果は3回コールドの26-0で完敗に
終わったのですが、その強豪チームが
取った作戦とは・・・
ここから後編に入ります。








その圧勝した相手チームがとった作戦
は何と
「待球戦法」
だったようです。
いわゆるバットを振らず、明らかに四球
を狙うというやり方です。
投手の子も初めての大会での投球とい
うこともあって、かなり緊張もしていたこ
とでしょう。
それでコントロールを乱したということも
あったと思います。
でも明らかに相手打者は四球狙ってい
る様子があったと聞きます。
当然監督の指示によるものだということ
は言うまでもないでしょう。
試合が終わった後の相手チームの子た
ちには笑顔は一切なかったとのことでした。
むしろようやく終わったというようなしらけた
感じさえあったようです。
その相手チームにとっては単なる通過点
だったかも知れません。
実力の差が有りすぎて手応えがなかった
というのもあるでしょう。
でも、勝っても笑えず楽しそうでない相手
チームの子供たち・・・。
一方のドリームスは、1つのアウトを取る
ごとに盛り上がりを見せ、野球の楽しさを
感じながらプレーしたようです。
終わった後も、結果はともあれ初めての
大会に出場して精一杯やったという達成
観でいっぱいだったと思います








確かに、勝つための一つの作戦ですし、
ルール違反を犯しているわけではない
ですから否定はしませんが・・・。
要するに
「それで楽しいんか
」
ということなんです。
そこまでして勝ちたいのかと私なんか
も思ってしまいます。
何のための野球
誰のための野球
勝つことは確かにチーム共通の目標で
あることに違いありません。
でも、あまりにも勝つことにだけこだわ
りすぎて、野球を楽しむということを
おろそかにしていないでしょうか
本当に勝つことだけが喜びなのでしょうか
そんなのは大人の身勝手な論理ではな
いでしょうか
そもそも野球の醍醐味、ことバッティングに
関しては、遠くに飛ばすことではないかと私
は思うのです。
だから、「振らない野球」、「我慢する野球」
って、野球なのかと思ってしまいます。
確かにレベルが上がるに連れて、楽しさだけ
を追求するというのは無理があるでしょう。
ゆえに、多くのことが要求されることは仕方
ないのも理解できます。
しかし、小学生の野球ですよ。
子供の心と裏腹に、大人が勝手に勝ちたい
という思いを全面に出し、
「勝ちこそが成長するきっかけ」
「勝つことでしか得るものがない・意味がない」
という信じて疑わない姿勢が、野球をつまら
ないものにしてしまっているように思えます。
「勝つ喜びを味あわせたい」
というのは、一見子供のことを考えている
ように見えますが、実は大人自身の欲求
の押し付けに過ぎないと思います。
私は以前ブログで、子供の燃え尽き症候
群は危険だということ書いたことがありました。
小学生の燃え尽き症候群は怖い・・・
勝つことだけを目指し、結果を残した子供
たちが、どんどん野球から離れていくという
例を聞き、恐ろしいと感じました。
勝つことが全てという潜在意識を植え付け
られ、価値観として形成された子供たち・・・。
憶測ですが、そういう子供たちは結果ありき
の思考のため、上手くいかないと楽しくなく
なり挫折してしうまうということはないでしょうか
常にプレッシャーをかけられた中でのプレー
を強いられてきた子供たちは、逆に精神的
に脆くないでしょうか
でも野球本来の楽しさを知っていて、プレー
そのものを楽しめる子は例え大舞台だろうが
、自分の力を発揮できそうな気がします。
国際大会などの大舞台においては、他国
選手に比べて精神的脆さを露呈し、結果
を残せない日本人アスリート
あながち、幼少の頃からの環境も少なか
らず影響しているのではないでしょうか
勝つことも大切だけど、それよりもっと大
切なことがあることを大人が伝えていか
ない限り、日本の未来はないと・・・。
そして、勝利ばかりを追い求め、それを
得たとしても、その引き換えとして失うも
のもある・・・。
むしろ、その代償の方が何にも増して大
きいような気がしてなりません。
少年スポーツに関わる大人たちは、その
点を真剣に考える時期に差し掛かってい
るのかも知れません
チームと対戦した高橋さん率いる熊谷ド
リームス。
結果は3回コールドの26-0で完敗に
終わったのですが、その強豪チームが
取った作戦とは・・・

ここから後編に入ります。








その圧勝した相手チームがとった作戦
は何と
「待球戦法」
だったようです。
いわゆるバットを振らず、明らかに四球
を狙うというやり方です。
投手の子も初めての大会での投球とい
うこともあって、かなり緊張もしていたこ
とでしょう。
それでコントロールを乱したということも
あったと思います。
でも明らかに相手打者は四球狙ってい
る様子があったと聞きます。
当然監督の指示によるものだということ
は言うまでもないでしょう。
試合が終わった後の相手チームの子た
ちには笑顔は一切なかったとのことでした。
むしろようやく終わったというようなしらけた
感じさえあったようです。
その相手チームにとっては単なる通過点
だったかも知れません。
実力の差が有りすぎて手応えがなかった
というのもあるでしょう。
でも、勝っても笑えず楽しそうでない相手
チームの子供たち・・・。
一方のドリームスは、1つのアウトを取る
ごとに盛り上がりを見せ、野球の楽しさを
感じながらプレーしたようです。
終わった後も、結果はともあれ初めての
大会に出場して精一杯やったという達成
観でいっぱいだったと思います









確かに、勝つための一つの作戦ですし、
ルール違反を犯しているわけではない
ですから否定はしませんが・・・。
要するに
「それで楽しいんか

ということなんです。
そこまでして勝ちたいのかと私なんか
も思ってしまいます。
何のための野球

誰のための野球

勝つことは確かにチーム共通の目標で
あることに違いありません。
でも、あまりにも勝つことにだけこだわ
りすぎて、野球を楽しむということを
おろそかにしていないでしょうか

本当に勝つことだけが喜びなのでしょうか

そんなのは大人の身勝手な論理ではな
いでしょうか

そもそも野球の醍醐味、ことバッティングに
関しては、遠くに飛ばすことではないかと私
は思うのです。
だから、「振らない野球」、「我慢する野球」
って、野球なのかと思ってしまいます。
確かにレベルが上がるに連れて、楽しさだけ
を追求するというのは無理があるでしょう。
ゆえに、多くのことが要求されることは仕方
ないのも理解できます。
しかし、小学生の野球ですよ。
子供の心と裏腹に、大人が勝手に勝ちたい
という思いを全面に出し、
「勝ちこそが成長するきっかけ」
「勝つことでしか得るものがない・意味がない」
という信じて疑わない姿勢が、野球をつまら
ないものにしてしまっているように思えます。
「勝つ喜びを味あわせたい」
というのは、一見子供のことを考えている
ように見えますが、実は大人自身の欲求
の押し付けに過ぎないと思います。
私は以前ブログで、子供の燃え尽き症候
群は危険だということ書いたことがありました。
小学生の燃え尽き症候群は怖い・・・
勝つことだけを目指し、結果を残した子供
たちが、どんどん野球から離れていくという
例を聞き、恐ろしいと感じました。
勝つことが全てという潜在意識を植え付け
られ、価値観として形成された子供たち・・・。
憶測ですが、そういう子供たちは結果ありき
の思考のため、上手くいかないと楽しくなく
なり挫折してしうまうということはないでしょうか

常にプレッシャーをかけられた中でのプレー
を強いられてきた子供たちは、逆に精神的
に脆くないでしょうか

でも野球本来の楽しさを知っていて、プレー
そのものを楽しめる子は例え大舞台だろうが
、自分の力を発揮できそうな気がします。
国際大会などの大舞台においては、他国
選手に比べて精神的脆さを露呈し、結果
を残せない日本人アスリート

あながち、幼少の頃からの環境も少なか
らず影響しているのではないでしょうか

勝つことも大切だけど、それよりもっと大
切なことがあることを大人が伝えていか
ない限り、日本の未来はないと・・・。
そして、勝利ばかりを追い求め、それを
得たとしても、その引き換えとして失うも
のもある・・・。
むしろ、その代償の方が何にも増して大
きいような気がしてなりません。
少年スポーツに関わる大人たちは、その
点を真剣に考える時期に差し掛かってい
るのかも知れません
