真姫｢ねえ、あなたの家、最近引っ越しをしたって聞いたけど、本当なの？｣
彼｢！｣
『本当。よかったら、今から家を見に来る？』と言う彼に、
真姫｢いいの？じゃあ、お邪魔しようかしら。｣
彼に誘われ、彼の『新居』へと向かった真姫だったが…
？｢お帰りなさい。｣
真姫(え…？だ、誰？)
？｢あ、こちらの方はお友達ですか？｣
真姫｢！｣
ヨル｢初めまして。家政婦の『ヨル』と申します。｣
真姫｢あ…！は、初めまして！｣
ぎこちない挨拶を済ませた後、彼の新しい部屋へと案内される真姫。
真姫｢ねえ、さっきの人って…｣
真姫｢…そう。あなたの両親が仕事の出張で、当分の間この家を空ける事になったから、家族会議で『自分達(両親)が帰ってくるまでは、家政婦を雇うことにする。』って決めたのね…｣
真姫(『あの人』、
美人だし背も高いし、歳もそんなに私達と離れてなさそうだし…
彼の両親が帰ってくるまでは、数日おきくらいのペースで様子を見に来た方が良さそうね。)
彼｢…？｣
真姫｢あ…！べ、別に何でもないわ！｣