ラブライブの小説『ことりだけの宝物』 | 雷のエルのブログ

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主にFigmaやフィギュアーツを使ったフィギュア劇場。
他にはGETしてきた戦利品や、ゲーム、コレクションの紹介をしていこうと思います。

※今回の小説はラブライブのゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(※既にサービスは終了しています。)』の世界線のお話になります。

※アニメの『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』と話は異なり、アニメオリジナルキャラである主人公の『高咲侑』ちゃんは登場しませんので、そこは予めご了承下さい。




――南ことりの部屋

ことり「いらっしゃい。今日はわざわざ家まで来てくれてありがとう♪」

あなた(主人公)「ううん、気にしないで。それより、私に相談したい事って何かな?」

ことり「実は、次のμ'sのライブの衣装なんだけど…

これで完成にするにはまだ何かが足りない気がするの。

あなたから見て、この衣装に何か付け足したら良いと思うアイディアとかないかな?」

あなた「そうだな…
それなら、ここのスカートの部分をこうして、これを付けて…」

ことり「ああ、なるほど。いいかもしれないね♪」

あなた「でも、これだとちょっと丈が短くならないかな?」

ことり「ううん、スカートの下にはちゃんとスパッツを履くから全然問題ないよ。
やっぱり、あなたに相談して正解だったよ。ありがとう♪



それから暫くして...

ことり「やった!μ'sのライブの衣装、完成~♪」

あなた「ことりちゃん、お疲れ様。衣装、凄く可愛いね♪」

ことり「うん、あなたのおかげだよ♪
それであの、もう一つあなたにお願いしたい事があるんだけど…」

あなた「なあに?何でも言ってよ。」

ことり「この衣装を、あなたに試着してもらいたいの。」

あなた「え、ええ!?

私がその衣装を着るの!?」

ことり「うん。この衣装が完成したのは、あなたのアイディアのおかげだから。
だから、最初の試着はあなたにお願いしたいなって。駄目、かな…?」

あなた「うう…」
(ことりちゃんにそんな目でお願いされたら断れないよ~!)

あなた「分かった…着てみるよ。」

ことり「やった!ありがとう♪」


数分後…


あなた「あはは…着てみたけど、どうかな?」

ことり「………」

あなた「あの…やっぱり、私じゃ似合わなかった?」

ことり「ううん、全然そんなことない!凄く可愛いよ♪」

あなた「そ、そうかな…?」

ことり「うん!私達『μ's』の新しいメンバーって呼んでもいいくらい似合ってる♪」


あなた「そ、それは流石に褒めすぎだよ。
って、ことりちゃん…?
スマホを私の方に向けて何するの?」

ことり「その…一枚、記念に撮らせてもらってもいい?」

あなた「ええ!?」

ことり「お願い!絶対、誰にも見せないから。」

あなた「……穂乃果ちゃんや、海未ちゃんにも?」

ことり「うん。ことりだけの宝物にする♪」

あなた「わ、分かったよ…それじゃあ、一枚だけね?」

ことり「ありがとう!じゃあ、撮るよ~。

はい、ポーズ♪」パシャ!






※あなたちゃん(主人公)の容姿はあくまでも作者のイメージです。