春休みに入る前。
千歌「ねえ、あなたは春休みの予定はもう決まってるの?」
千歌「え!?行き先を決めないで、一人で気ままに国内を旅行する!?」
千歌(そうなんだ…
『もしよかったら内浦で過ごさない?』って誘おうと思ってたんだけどな…
あ!でも、それなら…)
千歌「あ、あの…
それなら、私から一つお願いがあるんだけど…」
彼「?」
そして迎えた春休み。
千歌「あ、お待たせー!」
彼「!」
千歌「えへへ…
『あなたの旅行に私も一緒に付いていきたい。』なんて、無理言ってごめんね。」
千歌「じゃあ、お互いはぐれないように手をこうして…」ガチャガチャ、ガチャン…
彼「!?」
千歌「これでよし。じゃあ、旅行へ行こうか!」
彼『いや、ちょっと待て。』