今回の小説はラブライブのゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(※既にサービスは終了しています。)』の世界線のお話になります。
※アニメの『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』と話は異なり、アニメオリジナルキャラである主人公の『高咲侑』ちゃんは登場しませんので、そこは予めご了承下さい。m(__)m
――虹ヶ咲学園・廊下
あなた(主人公)「……」
ザワザワ…
あなた(今日はやけに周囲の生徒から視線を感じるような…
まあ、いいか。)――スクールアイドル同好会・部室
ガラッ
あなた「皆、今日の練習なんだけど…」
かすみ「先輩!先輩!」
あなた「かすみちゃん?どうしたの?」
かすみ「この動画でピアノを弾いてる人、先輩ですよね!?」
あなた「あ…!」
(昨日、『Aqours』の梨子ちゃんとショッピングモールで買い物をしてた時に見つけたストリートピアノだ。
私が梨子ちゃんに弾いてほしいってお願いした後、私も梨子ちゃんにお願いされてストリートピアノを弾く事になって…)
愛「梨子と君がストリートピアノを演奏してるのを見て、誰かが撮影してたみたいだね。」
あなた「ああ、そういえば梨子ちゃんと私の演奏が終わったら周りに大勢の人が集まっていて、
『お二人のピアノの演奏を動画で撮っていたんですけど、ここのストリートピアノの宣伝用として使いたいので、この動画を動画サイトに投稿しても良いですか?』って、ストリートピアノを設置したスタッフの人に頼まれてOKしてたんだっけ…」
歩夢「その事、忘れてたの?」
あなた「いや、梨子ちゃんの演奏ならまだしも、私が演奏した動画を投稿されても再生数が伸びるなんて思ってなかったから。」
果林「そんな事ないわ。梨子ちゃんより君が演奏してる動画の方が再生数が多いわよ?
君が弾いてるこの曲、『ときめきランナーズ』でしょ?凄い反響よ。ほら、コメントも見てみて。」
エマ「みんな『あなたの演奏が素晴らしい』ってコメントしてる人ばかりだよ♪」
ランジュ「あなたのピアノの演奏は心に響く特別なものがあるものね!」
栞子「あなたが作った曲を、あなた自身が弾いてここまで沢山の良いコメントを頂けるんですから、ここは素直に喜んでいいのでは?」
せつ菜「私達の応援だけじゃない。あなたももう、『私達と同じスクールアイドル』なんですね!流石は部長です!」
あなた「……」
しずく「あの、先輩?顔が真っ赤になってますけど、大丈夫ですか?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240613/21/ryuusei-hyuuga/14/11/p/o1080086415451146358.png?caw=800)
あのさ、ちょっと顔を洗ってきてもいいかな?」
ザッ!
ミア「君の演奏の動画が終わるまでは逃がさないよ。」
あなた「ええ!?」
彼方「動画に映ってる自分とコメントを目を背けないで最後までちゃんと見て、あなたも『私達と同じ輝くスクールアイドル』になっているという現実を受け入れるのだ~!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240613/21/ryuusei-hyuuga/85/2e/p/o1080086315451146367.png?caw=800)