私達の沢オフ・岩トレ企画も11シーズン目
参加メンバーの出入りはあるが、よく続いているものだ。
近年はモチベーションの高い新会員も増えて頼もしい。わらじも次第に登れる沢屋層が分厚くなってきた。
12月の今年最後の集会でシブが新会員からの声を聴き、その翌日突然「来期、滝登攀講習開催予定！！」と銘打って岩トレを企画した。
春のこの講習に参加するために、岩トレに参加するだけではなくいくつかの条件を設けたのだった。
こんな提案、これまでの大阪わらじの会には無かったもので、大滝をいずれリードで登りたいという意欲的な新会員には、その目標に向けての良いキッカケとなり、目的を持って岩トレに打ち込めるので、上達効果は大きいと思う。
この企画にのってきたメンバーの奮闘に期待したいし、シブがよく話す様々な化学反応の起爆剤になるような風が吹けばいいなと思う。
しかし、滝登りは格好良さとは裏腹に、様々な危険が伴う行為である。
フリーの岩場（ゲレンデ）でのクライミングは、危険から芽生える恐怖心という感覚を安全に体験することが出来る。
恐怖心とは、今の自分に登れるか落ちるのか葛藤で生まれる。その葛藤が、心地よい。粘った末に止めるのも良し、全て自分の判断で決める。その繰り返しが成長の源になる。頼るのではなく、自分で切り拓いていくからこそ面白くなる。
この岩トレを日常化することで、その恐怖心を小さくすることが出来るようになり、次第に登攀力（技術、体力）も向上、気持ちに余裕が生まれてくる。さらに場数により現場でのひらめき（想像力）や危険回避能力も養われる。
とにかく、諦めずに継続すること が重要。このキッカケをモノにするのは自分次第だ。その先には沢登りでの楽しみが更に拡がり、生き甲斐となるに違いない。
岩トレ①：12月17日（日）烏帽子岩
ノブリン、アサラト妖精、スーパーレジェンドA山、グリズリーA、セトキチ、Ａ川、K-Joe、シブ、私
岩トレ②：12月23日（土）烏帽子岩
ノブリン、セトキチ、K-Joe、Red-eye、シブ、私
※私達抜きでも随時岩トレ開催してくれている。
岩トレ③：2024年1月7日（日）烏帽子岩
ノブリン、K-Joe、ガンちゃん、シブ、私
岩トレ④：2024年1月14日（日）烏帽子岩
ノブリン、アサラト妖精、なんちゃん、グリズリーA、セトキチ、Ａ川、K-Joe、ガンちゃん、シブ、私
岩トレ⑤：2024年1月21日(日) クラックス大阪
ノブリン、Red-eye、シブ、私
アサラト妖精、ノブリン、シブ、私
岩トレ⑦：2024年2月4日(日) KO-WALL滋賀リード店にて、クラック講習
アサラト妖精、Red-eye、シブ、私
岩トレ⑧：2024年2月11日(日) 奥伊勢 白クラの岩場
アサラト妖精、Setokichi、シブ、私
※アサラト妖精 クライマーズ・ゲストハウス泊
※2024年2月12日(月・祝) 某滝偵察
アサラト妖精、Setokichi、シブ、私
※2024年2月17日(土) 遭対訓練
遭対委員RED-EYE氏による実技指導、参加は多数。私達は仕事で参加できず。
岩トレ⑨：2024年2月18日(日) 烏帽子岩、駒形岩
ノブリン、岩ちゃん、セトキチ、SS木小次郎君、K-Joe、シブ、私
※ノブリン初１２RP（ワンデイ）：北斗の拳１２ａ
岩トレ⑩：2024年3月2日(土) 烏帽子岩
岩ちゃん、セトキチ、鉄人28号、シブ、私
岩ちゃん、セトキチ、鉄人28号、シブ、私
※鉄人初参戦
※セトキチ、岩ちゃん タイムトンネルを完登（TR）
岩トレ⑪最終回：2024年3月10日（日）道場周辺 裏六甲・百丈岩にてマルチピッチ講習、エボコマ
ノブリン、岩ちゃん、セトキチ、K-Joe、鉄人28号、ジョイフルメドレー、シブ、私
※懸垂下降、マルチピッチクライミングのシステム理解、安全確保、ロープワーク、マルチクライミング実践、など
今回で、ゲレンデでの岩トレは終了。
いよいよ滝登攀講習。ランニング、ピッチ終了点でのハーケンワーク（支点構築）になります。
それまでの間、必ず個々人でトレーニングに励んで下さい。継続しないと、元の木阿弥もったいないですよ。
滝登攀講習第一弾：2024.4.14（日）台高 往古川ホクラ谷大滝
鉄人28号（すべてリード）、ジョイフルメドレー、岩ちゃん、K-Joe、シブ、私
滝登攀講習第二弾：2024.5.26（日）大峰 北山川深瀬谷大滝
パーティ1：セトキチ、K‐Joe、ノブリン、Red−eye
パーティ2：鉄人28号、ジョイフルメドレー、シブ、私
滝登攀講習第三弾：2024.6.23（日）大峰 某大滝を予定していたが、21日に近畿地方も梅雨入り。23日は１日雨予報のため、残念ながら中止にした。