グループリーグでは多少苦戦したものの、圧倒的な選手層で難なく1位突破をはたし、優勝へ弾みをつけたイングランドと、初戦でポルトガル相手に劣ることなくドローに持ち込み、密かにダークホースの毛色を表しつつあるコンゴの一戦。試合前の予想では、ブロックを作るコンゴに対しイングランドが苦戦するのではないかと考えていたが、、、
<試合結果>
イングランド🏴vsコンゴ民主共和国🇨🇩 2−1
引いてくると予想したコンゴが意外にも序盤からハイプレスとボール保持を仕掛け、多少の優位性を保つ形に。その勢いのまま前半7分にチペンガのゴールで先制。得点シーンはイングランドの右サイドバックスペンスの裏をついた形となった。イングランドからすると嫌な失点の仕方とも言える。その後イングランドは両ウィングを起点にクロスの本数を増やし、決定機を何度も作るが決まらず、むしろ人数をかけた分のスペースをカウンターに利用されピンチも作られていた。前半はコンゴに軍牌が上がり、1点リードで後半を迎えた。何か数日前にも同じような展開を見たような気がするのは俺だけだろうか、、、 しかし後半に入ってもイングランドはコンゴの硬いブロックをなかなか崩せず、両ウィングを変え、サイドバックをより高い位置で関わらせるようにした。すると後半30分、ケインがゴードンのクロスを頭で合わせ同点に。さらに攻勢を強め、試合終了間際にはミドルレンジからケインのゴラッソでついに逆転に成功。これがイングランド。どれほど苦戦を強いられても最後はエースの一振りで試合を決めてしまう。
この試合はまさに日本vsブラジルとほぼ同じ展開だったがために、コンゴに同情した日本人も多かったのではないだろうか。しかし、こういう大会を勝ち上がるチームはこういう難しい試合でしっかり勝ち切れる。イングランドもブラジルも、監督の修正が加わった直後にチャンスを演出していた。個の質で勝るチームは、試合中の修正力も上手であることをこの2試合を通じて実感した。イングランドは次戦、今最も勢いを持つかもしれないメキシコと対戦する。ここを難なく勝ち切るようなことがあれば、優勝確率が大幅に上がる。目が離せない一戦になりそうだ。