自分の生活レベルを決めているものとは

西川隆光です。

東京は桜も咲いて、
かなり温かい日も多くなりましたが、
そんな折に
「暖房にお金がかかるので
早く温かくなってくれて
とてもありがたい」という
声を耳にしました。

確かに、あらゆるものが
値上がりしている昨今、
電気代などの
光熱費の値上げは
未だかつてない値上げ幅で
家計には大打撃ですよね。

こういった
金銭的な不安というのは
西川のところでも
ベスト３に入るほど
ご相談が多いお悩みですし、
特に老後の資金が不安だと
訴える中年以降の方の
お悩みは深刻です。

西川自身も50代後半ですから
この年代になると
目や足腰の衰えも感じて
若い頃のようにガツガツと
働くことはできなくなり、
不安を感じるという気持ちは
よく理解できます。

このようなご相談で見える方が
皆さんこぞっておっしゃるのが
この先「普通の生活」ができるのか
ということです。

そもそも、人というのは
自分のイメージ、
自分が目指しているところの
7、8割で落ち着いてしまう
習性というのがあります。

ですから、もしこの先も
「普通に」生きたいのだったら、
やや頑張って背伸びをして、
自分の思うところよりも
120％くらい上の目標を立てたら
いいのではないかと思います。

しかし、ひとくちに
「普通」と言っても、
実際この言葉は
とても曖昧ですよね。

なぜなら世の中には
年金25万円あれば十分
暮らせるよという人もいれば、
月収100万円が普通だよ
という人もいます。
何を基準に「普通」というのか、
人によって、同じ
「普通」という言葉でも
さまざまなレベルがあります。

このような
自らの生活レベルというのは
実は潜在意識、
つまり無意識の自分が
決定しています。
そして、
そのレベル以上には
なかなかならないものです。

逆に言えば
事業が成功して稼いでいた人が
事業が傾いてきたからといって
すぐに生活レベルを
落とせるかというと
それもなかなか大変です。

「普通」というのは
その人にとって
潜在意識が決めている領域。
自分にとって納得のいく領域が
「普通」なんですね。

そして、
金銭的に漠然とした不安を
感じて、西川のところに
ご相談に見える方の多くには
自分が望んでいると言う額の
６割、7割でよしとしている
潜在意識の癖が
ついているように思います。

ただでさえ
普通を目指していては
じり貧になるのに、
そのような癖があるため
常に不安がつきまとうわけです。

まずは、自分にとって
本当に望む世界について、
生活レベル、金額について
しっかりと見ることです。
そして、それを
意図していきましょう。

では、また。