西川は以前上梓した

 

 

の中で

恋愛には5つの魂ステージがあると

書きました。

 

それは

1.自己愛

2.与え愛

3.活かし愛

4.許し愛

5.照らし愛

と、いうものです。

 

もちろん、

これらについては

男女の恋愛だけに限らず

広く人間愛を育む上でも

大事な考え方になります。

 

最初の「自己愛」は

まだ自己中心的な

自分が可愛い段階であり、

ここからはとにかく早く

抜け出すべきです。

自分中心の考え方を

相手中心に改めていく

必要があります。

 

恋愛が始まるのは

次の「与え愛」の

魂ステージからです。

「与え愛」は

自己愛のステージから

抜け出すキーワード

ともいえるものになります。

 

愛とは基本的に

与えるものです。

「与え愛」とは、

見返りを求めずに

愛を与えることです。

 

そして

さらに次の段階が

相手を活かし、育む

「活かし愛」のステージになります。

 

そのために必要なのが

相手に才能を見出すこと。

 

もちろん、才能といえるほどの

ものでもない、些細なことで

いいのです。

優しい、まじめ、明るい…

そういったことで構いません。

相手のプラスの面をみつけて、

それを伸ばしていくこと、

それが「活かし愛」です。

 

しかし、現代の人にとって

相手の長所を見ること、

これはなかなか

難しいことかもしれません。

 

男女ともに仕事も勉強もこなし、

前世よりも格段に

頭がよくなっている現代人は

相手の嫌なところや短所を

瞬時に見抜いてしまう眼力も

身についてしまっているからです。

 

ですから、そのための

努力が必要です。

それには、

「慈悲」の心を持つことです。

 

自己愛以上のステージに

要求されるもの、

それが「慈悲」の心です。

 

慈悲は、正確には

慈悲喜捨(じひきしゃ)といいます。

 

慈・・・「慈しむ」

相手の幸福を望む心。

悲・・・「憐れみ」

苦しみを取り除いてあげたいと思う心。

喜・・・「随喜」

相手の幸福を共に喜ぶ心。

捨・・・「落ち着き」

相手に対する平静で落ち着いた心。

 

この4つが厳密にいうところの

慈悲の心になります。

 

これこそが、あなた自身が

優しくなり、賢くなり、

温かくなれる秘訣です。

 

特にこれからの時代においては

慈悲の心を興すことは

とても大切になってきます。

 

あなたは恋人や配偶者、

もしくは家族や友人に

こうした気持ちを持って

接していますか?

 

これができていれば、

あなたもパートナーも

そして周囲の人々も

幸せに導いていけるでしょう。

それが、「活かし愛」です。

育み、育て、共に成長していく

愛の姿です。

 

自己愛を捨て、

与え愛、

そしてお互いが活かし愛をする。

対人関係を円滑にするためにも

ぜひ、参考にしてみてください。

 

では、また。

 

西川隆光の情報