西川隆光です。

 

仏教用語に、

「自利利他」という言葉があります。

 

ちなみに、辞書には

「自らの悟りのために修行し

努力することと、

他の人の救済のために尽くすこと。

この二つを共に完全に行うことを

大乗の理想とする」

とあります。

 

つまり、

個の幸せと全体の幸せを

共に実現させることが理想

というような意味になります。

 

スピリチュアルを学んでいる方、

これから学ぼうとされている方には

「利他」という言葉の方が先行していて

皆さん大変よく使われるんですが、

仏教的に言うならば、

自利あっての利他、なんです。

自利が先で、利他が後にくる

だから「自利利他」と言うのです。

 

これをどう解釈したらいいかというと、

スピリチュアル的には愛と感謝、

何か尊いもののために生きること、

大いなる愛のために生きること、

自分のミッションや使命を大事にするとか

いろいろ諸説ありますが、

西川はとにかくまず

「自分のために生きなさい」と言うんです。

 

自分のために生きられない人は

人のために生きることが

辛くなってくると思います。

 

我々が、本当に人のためだけに

一生涯生きようとしたら、

苦しみながらやる感じになって、

それは自分の魂の幸せには

直結しないということです。

 

人のためだけに生きることが

自分にとっての幸せに直結するという

自覚が持てるのは

本当に魂が高次元な

7次元くらいの存在にならないと

なかなか難しいと思います。

 

だから我々のような

4、5、6次元くらいの魂であるならば、

まず自分を磨くこと、

自分をとがらせること、

自分の利益のために生きること

それらを先にした方がいいんです。

こういった自分を満たすという行為、

その先に利他があると思ってください。

 

よくスピリチュアルを勉強されている方で

利他のために生きなきゃいけないって

思いこんでしまっていて、

かなり自分を苦しめている方が

結構いらっしゃるんですよね。

 

利他に生きなければいけないのではなく、

自利的な生き方をしていれば

それはエネルギー的に、自然に

利他へと向かっていきます。

ベクトル的に自利に向かっていくと、

その先に利他があるということなんです。

 

しかし、利他を優先して、

先に利他へ向かおうとすると

そこに自利というものが

欠落する恐れがあるということです。

だから、苦しくなってしまう。

 

自利というのは言い換えれば

「向上する喜び」です。

そして利他とは

「貢献する喜び」となります。

これらを両立させることこそ

目指すべきところです。

 

自らが向上し豊かになることが

他の人の幸せに役立っていく。

それこそ究極の幸福の形と

言えるのではないでしょうか。

 

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