西川隆光です。

 

龍神が守る湖の中、

そこにある入り口から続く竜宮界は、

時が止まったような

静かな世界です。

 

竜宮界は女性霊だけの世界のように

思われがちですが、

よく見てみると

少しだけ男がいます。

そのくらいの男女比率です。

 

竜宮の姫たちがいて、

竜宮の王子たちも少しいて、

楽しく暮らしている

本当に時間が止まったような世界。

 

童話では、

そんな竜宮界に行った浦島太郎は、

地上に戻ってきて

玉手箱を開けたら、煙が出てきて

一瞬でおじいさんになってしまいます。

 

あれは何が起こったと思いますか?

つまり、竜宮界に行くと

時間が止まるということなんです。

 

だから自分の感覚に反して、

実際には何十年もいたので、

こちらに戻ってきたら

その分の時間が取り戻されて

おじいさんになってしまった。

 

実は玉手箱を開けて出てきたのは

煙ではなくて鏡という説もあります。

玉手箱の中に入っていた鏡で

自分の老けた顔が見えたということですね。

 

時間の感覚がないので竜宮界では

いつの時代か分からない姫たちが

一同に会しています。

しっかりした姫もいれば、

おっとりした姫もいたり、

凛とした女王のような人もいます。

そんな、さまざまな個性を持つ姫たちが、

夜な夜な宴会をやっているという

面白い世界です。

 

高天原の高貴な人たちも

たまに招かれて行くわけですが、

あんまりもてはやされ過ぎて

時を忘れてしまうといけないので、

ほどほどにして帰っていきます。

当然霊界でも仕事をしているので、

ずっと仕事をさぼっているようなことに

なりかねないということなんですね(笑)

 

これは時間の感覚に敏感な方だと

よく分かることだと思うんですが、

たとえば山頂などの高所へ行った時

気圧が違ってくると

時間の感覚も少し違ってきますよね。

海外に行くと、だいたい時差があります。

あれは地上を横に動いたときの時差ですが、

縦に動いた場合もあるということです。

 

ですから、

湖のとてもとても奥深くのところに

展開している竜宮界と、地上とでは

時間の感覚がまったく違います。

竜宮界は、まるで大きな泡の中に

ふわっと存在しているような世界なので、

時が止まっているんです。

 

しかし

竜宮界に時間がなくても、

時間感覚というのは

それぞれが持っています。

 

要するに、

この世は相対時間でできていますが、

あの世では絶対時間といって

自分が決めた時間感覚なんです。

 

絶対時間とは、

自分の考えていることが

そのまま時間になっていくということです。

絶対軸で生きているんです。

 

この世は相対軸で生きる世界です。

いわゆる基準の時間があって

その中で自分はどう、あなたはどう、

という感じで比較されていくわけですが、

霊界においては

自分の感覚がすべてとなります。

 

絶対軸で生きるあの世と

相対軸で生きるこの世。

この違いがあの世とこの世の違いの

最大の意味ですね。

 

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