久々に政治ネタです。
野田新総理になって、少しは良くなるかな~なんて甘く考えていたら、とんでもない状態ですね。
国民目線ゼロに等しいかな。
何処を向いているか・・・それは、某雑誌関係にもすっぱ抜かれているように財務省ですね。
ここでいう財務省とは、特定の誰かのことです。
その人の完全なる傀儡政権がこの政権の正体と見ました。
松下政経塾上がりとはとても思えない施政方針である理由は、何かにがんじがらめだからでしょう。
今税調で強行に取り仕切っている藤井さんも、また老害としか思えないような強行な増税路線を敷きたがっています。
いつも間にかマスコミも含めて、増税ありき、のこのムードはなんなのでしょうか・・・
もう決まっていることみたいなノリで、あとはどこにどう増税していくかしか関心がいっていません。
昨日の国会討論でも、江田さんが言っていたように、何も来年度すぐに増税で資金調達しなとも10兆円を5年ぐらいかけて、毎年2兆円の歳費削減をしていけばいいことです。
結構簡単なことです。
どうして成長戦略もないのに、増税に踏み切るのか・・・狂気の沙汰としか思えません。
これで、来年は節税ムードが流れて、法人税を積極的に支払う会社は激減することでしょう。
それはなぜか・・・消費税が上がれば、その分をほとんどの中小企業は自社が泣く事になるからです。
もし3%上げれば、今5%ぐらいの利益の会社はその年は2%に落ち込むことになります。
消費税をお客様や取引先から取れるところはそうはないことでしょう。
自社が泣き、その分利益を削るという作業が必要になってきます。
所得税でも同じことで、その分消費を抑えようとする心理はどうしても働いてきます。
今必要なマインドは消費マインドなのです。
東北復興や全体の景気を上げていくためにどうしても必要なこと、それが積極的にお金を使っても大丈夫という安心感です。
どんどん買ってください、どんどん高付加価値のあるものをお買いください、と打ってでることで、世の中全体の消費ムードは明るくなります。
私が最も危惧するのは、消費税がいけないのではなく、国内生産や国内消費が伸び悩むことにおける産業の空洞化です。
これは、みんな言っていますが、そうなったら終わりです。
そういう方向性がはっきりと見えてきた時は、もうすでに経済破綻の予兆です。
そうならないように、企業は頑張っているけれども、政府はそんなことはお構いなしで、絵に書いた牡丹餅的な増税=増収という儚い期待をしているようです。
過去に消費税を上げてきた時を見てみれば一目瞭然で、増税=増収とはなっていないのです。
それどころか、どんどん税収は落ち込んでいます。
一度、小泉・竹中時代に増収しただけで、また民主党になって以来どんどん落ち込んでいます。
それは天災のせいばかりとは言えないと思います。
もう、民主党はダメだと思います。
それは、みんなわかっていることかもしれませんが、議員内閣制ですとどうする術もありませんね。
それでも諦めずに増税を打ち出すのなら、まず先に民意を問うべきとみんなで声を上げていくことです。
いつまでも政治空白を恐れて、選挙の自粛をしていてはいけないと思います。
一旦お金がかかろうが、すごく大事なことです。
勝手に今みたいに決められてはたまったものではありません。
個人にしてみれば年間数千円程度の増税かもしれません。それぐらい黙って払うことも善かもしれませんが、そういった小さな話ではなく、これ以上間違った政策を推し進めていくことで、本当に日本が立ち直れなくなりそうで心配なのです。
復興にお金が必要なら、みんなでもう一回寄付すればいいではありませんか。
それを政治家が国民にお願いしてお金を集めればいいではありませんか。
何もドサクサに紛れて、上げなくてもいい税金を上げなくてもいいではないのでしょうか。
大事なことなので、小泉さんのように民意を問うて、これでどうですか?という政治がなんでできないのでしょうか。
本当にその辺が解せないです。
あの世で松下幸之助さんは嘆いていますよ。
なんで増税かと・・・無税国家を目指せという精神とは真反対だと。
ですので、今日は少し政治的な意見を書かせていただきました。
どうか、民意を問うて欲しい・・・その結果、また今回のような間違って選択を国民がしたのなら、もうそれは仕方ありません。心ある総理だと自負するなら、党内融和なんて内向きなことを言っていないで、国民の声を聴いていただきたいと切に願います。
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