今日も対面や電話にて、たくさんのお客様と出え会えたことを感謝致します。
心の問題というのは、答えのない世界・・・
人の運命に携わるものにとって、方程式のような答えがでないことに対して、非常に無力感を抱くことがあります。
人の心の闇に遭遇する際に、心して置かないと、こちらも同じ闇にやられていきます。
何とかしてあげたい・・・けれども遺憾ともし難い・・・
そんな状況にたまにぶち当たります。
それは、自分の限界をいやというほどに見せつけれる結果となって、自分に重く圧し掛かってくるものです。
きっと、病と戦うお医者さんもそうした重圧に耐えながら頑張っているのでしょう。
霊的な世界は、当然ながら目には見えない世界です。
その目には見えない世界からの影響というものは厳然としてあることを目の当たりにしていながら、何もできない自分がいる・・・そんな自分がもどかしくて仕方ありません。
闇の存在に嘲笑われている・・・そんな感じで自分の無力さを感じるのです。
今まで、こうした霊的な世界での仕事を十数年続けてきて、そんなシーンに幾度となくぶつかってきました。
戦いという意味では、闇の存在に負けてきた過去があります。
多くの霊能者は除霊とかお祓いみたいな儀式をとり行うことで、あたかも事無きを得たと思っているでしょう。
けれども、真なる世界が見える者にとっては、そうではなく、そんな禊祓いでもって、弾ける程度のものなら、クリスタルボウルを鳴らしたり、あるいは波動のいい音楽を聞いても同じような効果があるものです。
でも、現実はもっと重く、もっと厳しいものなのです。
現代においては、いろんな心の病が蔓延っています。
そのほとんどを霊的なものと言ってしまったら、安易すぎると非難されるかもしれません。
でも、私が見ている現実はそんな感じなのです。
その本人に光を差し込む隙間がある方の処置は簡単です。
しかし、そんな隙間などないぐらいに真なる自分を押し隠してしまっている場合は、光を撃ち込みようがないのものなのです。
私は将来は田舎で宿泊施設を備えたホームステイみたいなことをやってみたいと前々から考えてきました。
その理由は、こうした心の闇を抱えた方々と心底向き合うにはそうした施設が必要だと実感しているからでした。
これからの時代は、心の闇が蔓延してくることが予想されます。
それに打ち克ていくためには、本気で一緒に戦ってくれる人が必要と思います。
私自身、早くそうした環境に取り組んでいけるような、いろんな意味での力を蓄えないといけないとヒシヒシと感じます。
焦りますし、落ち込みます。
しかし、何とか踏ん張って、いろんな方の明るい未来に貢献できる自分となっていきたいと切に願います。
本日もありがとうございました。