神田昌典さんの10年間を凝縮した思考テクニックという前触れの渾身の著です。
読み進めていくと、意外だなと感じました。特に第1章は逆説的思考で「気づいてしまった」という言葉がたくさんでてきます。そう、何かに気づいてしまったようなのです。
簡潔に言えば、「シンプル イズ ベスト」に気づいてしまったようです。
とはいっても、後半になるに従って徐々にロジカル思考が強くなり、少し難解な感じには思いましたが・・・。
ドラッカーが言っていた単なる情報社会から知識社会への移行期に出てくる様々な問題点に気づいてしまったようで、知的労働者の行き詰まり感からいかに脱出していくかが、この本のテーマなのかなと感じた次第です。
でも、物事ってすごく単純で、縦と横しかないのだと思います。進歩と調和・・・伸びたらその分の土台が必要で、土台ばかりでは伸びていかない・・・売上あげたら、その分のケアーも必要で、ケアばかりしていたら売上が伸びない・・・みたいなように、要はバランス感覚。しかも小さな政府(組織)で大きな売り上げ。
そういったことを実現するための知識であり、情報だと思います。思案と行動のバランス。そういったテクニックとか体系化にコンサル系の人たちは躍起になっているようであります。
でも、隆光の結論は人それぞれ。だからパーソナルコーチングを通じた問題解決。一人一人がしっかりとしたドリームビジョンを持ち、自分の人生を光輝かせるために必要な与える愛の心を磨いていく中で、モチベーションは保てるのだと感じています。目指すべきものと生きがいが合致していると人は自然と動き出すような気がするのです。
何れにせよ、これからの時代は必要だから働くではなく、生きがいを感じながら働くためにどうするか?というテーマに真正面から取り組んでいかないといけないのだなと感じます。
