5日目もお友達と会って荷物を受け取ることになっていたので午後からお出かけしました。

またまた、りゅう君の話を聞いてもらって、気持ちの整理がますますついて、りゅう君の死を腑に落とせてきました。

 

10月に入り、いよいよ片付けも佳境に入ってきました。

家事をしていて、「あれっ?先週は何であんなに忙しかったのかしら?

あっ!りゅう君が亡くなったんだった!!」というくらいに、りゅう君に申し訳ありませんでしたが、忘れてしまっていました。m(_ _ )m

 

日曜日には、ペットの葬儀についての情報を尋ねたお友達と会う約束がありました。

4年ぶりくらいに会いましたが、お互いすぐに4年前に戻って話に花が咲きました。

またまたりゅう君の話も聞いてもらって、スッキリ!。

心置きなく話せる人がいるって幸せですね。お友達はワンちゃんが亡くなった後、淋しくて、今度はネコちゃんを飼っていました。

我が家にはもう1匹ミニチュアダックスのコロ君がいたので、耐えられましたが、いなかったら、しばらくしたら別のワンちゃんを飼っていたかもしれません。

 

次回は4年前に会っていたお友達も誘って会いましょう!と約束して、別れました。

家の子より、年齢が上のパピヨンちゃんを飼っていたので、「もう亡くなっているかしら?」と

話しながら。

 

 

続く▽・x・▽

 

 

 

 

 

 

りゅう君が亡くなって4日目は、お友達のサロンで髪をカットしてもらう約束でまたお出かけです。

落ち着いて感傷にふけっている暇もない感じでした。

うちに遊びに来てりゅう君とも会ったことがあるお友達だったので、りゅう君の亡くなった時の話を聞いてもらいました。

やはり人に話を聞いてもらうと、自分の気持ちも整理できるし、話していても涙ぐむことも無くなってきました。

りゅう君のシャンプーのキャンセルの電話をした時は、不覚にも泣きそうになり、話ができなくなりそうでした。

「りゅうちゃんが亡くなったのでシャンプーの予約、キャンセルをお願いします。」えーん

言ってて辛かった。(ノ_-。)

でもだんだん大丈夫になってきました。

写真のりゅうちゃんに挨拶するのが普通になり、「いつも見守ってくれてありがとうございます。」

って。

もう1匹のコロちゃんが1人で部屋中を走り回っている時は、(きっとりゅうちゃんが遊びに来て、一緒に遊んでいるんだろうな♡)と思えたし、散歩の時も、(羽の生えたりゅうちゃんが一緒に空を飛んでいるんだろうな)って勝手に思っていました。

自然とりゅう君のいない生活にも慣れていきました。

 

昔の2匹そろってのお散歩風景です。

 

続く▽・x・▽

 

 

りゅう君が亡くなって3日目は、両親に会いに千葉に行く予定が入っていました。

朝9:30に自宅を出て両親の住んでる千葉まで1時間半程かかります。

ドライブ中にはりゅう君の思い出話に花が咲きます。公園に一緒にお花見に行ったこと、小学生の女の子達と一緒に遊んで楽しそうに足元を動き回っていたこと、つい2年前まではコロより走るのが速かったこと、などなど話は尽きません。。

 

楽しい思い出、幸せをいっぱいありがとう💕(((o(*゚▽゚*)o)))

 

最初に父と一緒に眼医者さんに行きます。「毎月通っているので目の調子も良くなってきている」とお医者様に言われホッとしました。

お昼は父の好きな魚定食を3人で食べました。父は93才になりましたが、何回かの手術と入院を経験しています。でもそれらを乗り越えて今元気にホームで生活しています。

「楽しい、面白い人」と言ってもらえ可愛がっていただいているのがわかります。

 

いつもおやつの時間には、主人が豆から挽いて淹れる珈琲を、皆さんにお出しします。

皆さん楽しみにしてくださっていて、「珈琲を味わいたいのでおやつは食べません」とか、「どこでやっているの(お店)?」と聞かれたり(笑)「自宅です」と答えたり💓お部屋の中がコーヒーのいい香りでいっぱいになって幸せです。

職員の方も「楽しみにしています」と喜んでくださり、私達もとても嬉しいです。

 

父と近況を話し合った後は、母の所に向かいます。

母は車で10分程の普通のお家のような施設で暮らしています。

お料理や庭の掃除などをやらせてもらっているので幸せそうです。

一度縁側から落ちて、右手首を骨折しましたが今は治って普通に動かしています。

認知症なのでギブスを2度程外してしまい、周りは大慌てしましたが何とか数か月保って

無事ギブスを外せたときはホットしました。

主人のことも私のことも子供たちのことも覚えてくれています。ニコニコ

母と一緒にお茶を飲みながら、しばらく話を聞いて、お礼を言って帰路につきます。

 

夕方には家について、「お疲れ様でした!両親も喜んでくれましたね、乾杯!」とビールとお茶で乾杯です。

一時は週に2回も実家に高速に乗って通っていたので、主人には本当に感謝しています。

父が鎖骨骨折をした時は、2人を家で預かって介護生活でしたが、主人が本当に嫌な顔もせず一緒に面倒を見てくれました。

それからです、主人に対する見方がかわりました!

「本当はものすごく優しい人だったんだ、厳しさは愛情の下手な表現だったんだぁー」

って気づかされました。

 

そうしたら、りゅう君の主人に対する態度が変わりました!

不思議ですね、主人に食べ物をねだったり、傍によるようになってきました。

私が原因(?)ヽ(*'0'*)ツ

 

3日目も千葉に行って、バタバタと過ぎてしまいました。

 

りゅう君はやっぱり、可愛い!!!

続く▽・x・▽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はりゅう君の火葬の日です。

午後2時に火葬車が来ます。

 

9月からマンションの大規模修繕工事が始まっていて10月にはベランダの荷物を部屋の中に入れなくてはなりません。

物置、すのこ、植木鉢などなど。要らないものは処分。

りゅう君が亡くなったので大々的に取っていたトイレスペースを、もう1匹のワンちゃん分だけに縮小して、家具も動かして模様替えです。

娘夫婦と、家を出て自立している子供達が、10月2週目には帰ってきて泊まる予定なので

2部屋寝られるスペースも確保しなくてはなりません。

 

悲しみに浸ってばかりはいられないので、掃除洗濯の日常生活プラス片づけを始めました。

やることがあるって幸せだと思いました。

午前中にコロちゃんと一緒に、りゅう君の写真を持っていつもの散歩コースを歩いてきました。

「りゅうちゃんの好きな公園だよ、おやついぱいもらってよく走ったり歩いたね、楽しかったね!」

写真に話しかけながら歩いてきました。コロちゃんもおとなしかった。。

いつも一緒だったりゅう君がいなくても、りゅうがいないと吠えることもなくりゅう君の死を判っているようでした。

でも朝、最後のお別れを、と思ってりゅうちゃんの顔を見せようとすると、顔を背けて見ようとはしませんでした。。

 

お昼に主人が帰宅して、お昼ご飯を食べながら、2人でりゅう君の思い出話をしながら笑いました。

「お花見に行って小学生の女の子達と遊んだり、帰りたくなくて、りゅうちゃんが乳母車から飛び降りた時はびっくりしたね!思い出をいっぱいありがとう、感謝でいっぱいですね」

楽しく見送ってあげたいと思いました。そして笑えたことが嬉しかったです。

 

2時になり火葬車が来たとの連絡が入り、主人はコロちゃんを抱っこ、私がりゅう君の入った段ボールをだいて、火葬車に向かいました。

りゅう君を係りの人に渡して、いよいよお別れです。

お焼香をしてりゅうちゃんに「今までありがとう、感謝でいっぱいです、さようなら!」

と挨拶して、点火。。

これで本当にりゅうちゃんとのお別れです。

葬儀は残された人のための儀式だったんですね。少しずつ、死を受け入れる為の。

 

2時間後、りゅうちゃんは骨壺の中に入って戻ってきました。

りゅうちゃんの好きだったおやつと水と写真を、水色の骨壺の前にお供えして、キャンドルを灯しました。

もう死んだことをしっかり受け止められました。

子供たちにも今日の2時過ぎから火葬予定、そして水色の骨壺のの中に入って帰ってきたことをメールしました。

 

主人はお酒を飲んで、私はハーブティーで2人で静かにりゅうちゃんを偲びました。

 

 

 

続く▽・x・▽

 

 

 

 

 

 

りゅう君が明け方亡くなって、夜はお通夜です。

段ボールにバスタオルと毛布を入れて、りゅう君を守ってくれるエンジェルちゃんを枕元に置いて、ベッドの隣に箱を置いて一緒に最後の夜を過ごしました。

 

りゅう君の亡くなる2日前にペットロスのお話を伺ったばかりでした。

例え腕の中で亡くなったとしても、(病院に預けといたほうが良かったのではないか?)

と自分の選択を後悔するものだと。。

自分か何かのせいにしたくなると。

 

私も、りゅう君から亡くなった理由を「任務完了!」

と聞いてても、

(食べさせたものが悪かったのかしら?)とか、

(何故こうなってしまったのだろう?) とか

自分を責めたり、何か理由を見つけたがっている自分に気づきました。

人間ってそういうもののようです。

 

りゅう君の写真を見ては涙、かってに涙が溢れてきます。

一緒に座ってたソファーを見ては悲しすぎて座りたくない。。

誰もいないのを幸いに、悲しくて、大声をあげて思いっきり泣きました。

いつもしっぽが上がっている、人懐っこい子でした。男の子です(赤着せてますが)

 

 

明日はいよいよ火葬の日です。。

心が張り裂けそうでした。

自分の♡ハートに一生懸命、霊氣を送りました。

頭ではわかっていても、心では受け入れたくない!!

こんなにも悲しいものなのか。゚(T^T)゚。

体験してみないとわからないものです。。

家族がたて続けに亡くなったり、一緒に亡くなって残される悲しみというのは、想像を絶するものでしょう。

私は幸いなことに、両親兄弟は健在でしたので身近な死は、りゅう君が初めてでした。

りゅう君は私に「死」という学びを与えてくれました。

 

続く▽・x・▽