今日はりゅう君の火葬の日です。

午後2時に火葬車が来ます。

 

9月からマンションの大規模修繕工事が始まっていて10月にはベランダの荷物を部屋の中に入れなくてはなりません。

物置、すのこ、植木鉢などなど。要らないものは処分。

りゅう君が亡くなったので大々的に取っていたトイレスペースを、もう1匹のワンちゃん分だけに縮小して、家具も動かして模様替えです。

娘夫婦と、家を出て自立している子供達が、10月2週目には帰ってきて泊まる予定なので

2部屋寝られるスペースも確保しなくてはなりません。

 

悲しみに浸ってばかりはいられないので、掃除洗濯の日常生活プラス片づけを始めました。

やることがあるって幸せだと思いました。

午前中にコロちゃんと一緒に、りゅう君の写真を持っていつもの散歩コースを歩いてきました。

「りゅうちゃんの好きな公園だよ、おやついぱいもらってよく走ったり歩いたね、楽しかったね!」

写真に話しかけながら歩いてきました。コロちゃんもおとなしかった。。

いつも一緒だったりゅう君がいなくても、りゅうがいないと吠えることもなくりゅう君の死を判っているようでした。

でも朝、最後のお別れを、と思ってりゅうちゃんの顔を見せようとすると、顔を背けて見ようとはしませんでした。。

 

お昼に主人が帰宅して、お昼ご飯を食べながら、2人でりゅう君の思い出話をしながら笑いました。

「お花見に行って小学生の女の子達と遊んだり、帰りたくなくて、りゅうちゃんが乳母車から飛び降りた時はびっくりしたね!思い出をいっぱいありがとう、感謝でいっぱいですね」

楽しく見送ってあげたいと思いました。そして笑えたことが嬉しかったです。

 

2時になり火葬車が来たとの連絡が入り、主人はコロちゃんを抱っこ、私がりゅう君の入った段ボールをだいて、火葬車に向かいました。

りゅう君を係りの人に渡して、いよいよお別れです。

お焼香をしてりゅうちゃんに「今までありがとう、感謝でいっぱいです、さようなら!」

と挨拶して、点火。。

これで本当にりゅうちゃんとのお別れです。

葬儀は残された人のための儀式だったんですね。少しずつ、死を受け入れる為の。

 

2時間後、りゅうちゃんは骨壺の中に入って戻ってきました。

りゅうちゃんの好きだったおやつと水と写真を、水色の骨壺の前にお供えして、キャンドルを灯しました。

もう死んだことをしっかり受け止められました。

子供たちにも今日の2時過ぎから火葬予定、そして水色の骨壺のの中に入って帰ってきたことをメールしました。

 

主人はお酒を飲んで、私はハーブティーで2人で静かにりゅうちゃんを偲びました。

 

 

 

続く▽・x・▽