京都の古刹歩き 〔 洛東No.12 〕 | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

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《 京都の古刹歩き 》

〔 洛東 No.12 〕
【 知 恩 院
法然上人入滅の地に
日本最大の三門


浄土宗の祖・法然上人が
草庵を結び入滅した場所は、
その後、念仏信仰のメッカ・知恩院となる。
三門をはじめ御影堂、大方丈など、
境内に並ぶ巨大な建造物群は、
まるで城郭のようでもある。

◆ 観賞POINT
巨大な三門は、
1621(元和7)年に
江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠が創建したものだ。
その高さは24m、桁の長さは27m。
勿論、日本最大である。
木造の門として世界一の規模を誇る。
また、
巨大と言えば御影堂の近くにある鐘も、
高さ5.5m、重さ70tにもなります。
これを17人がかりでつく除夜の鐘は、
京都の大晦日の風物だ。
ゴ~ンと腹の底に響く重低音は、
あたりの空気をビリビリと震えさせる。

◆ エピソード
歩くと鴬に似た音が出て、
忍者でさえ、
侵入不可能だったといわれる「鶯張りの廊下」、
左甚五郎が魔除けに置いた「忘れ傘」、
あまりに上手に描かれた襖絵「抜け雀」、
石に瓜が実ったという伝説のある「瓜生石」、
大方丈入口の梁に置かれた長さ25mの「大杓子」など、
知恩院には不思議な伝説が
数多く伝わっている。
これらを総称して
“ 知恩院七不思議
と呼ばれています。


■ DATA ■
〈 所 在 地 〉
京都市東山区林下町400
〈 交通アクセス 〉
京都駅前より
市バス206系統に乗車し、約30分
『知恩院前』停、下車徒歩5分。
〈 拝 観 時 間 〉
9時00分~16時00分
(16時30分閉門)
〈 拝 観 料 〉
境内無料
方丈庭園⇒大人¥400小人¥200
友禅苑⇒大人¥300小人¥150
庭園共通券⇒大人¥500小人¥250


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 龍虎 俊輔 
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