《 京都の古刹歩き 》
〔 洛東 No.5 〕
【 南 禅 寺 】
そそり立つ巨門の上から
京の街並みが見えます!
◆ 観賞POINT ◆
境内の入口にデンと鎮座する三門。
1628(寛永5)年、
藤堂高虎が逢坂夏の陣の戦没者慰霊のために
寄進したもので、
『天下龍門』という別名もあります。
門に上がれば、
京都市街の眺望が広がっています。
高い建物が少ない京都にあっては、
京都タワーと双璧をなすビューポイントである。
洛西の山々が紅葉に染まる季節は、
眺めも一層、素晴らしい!
また、境内奥にある水路閣は
琵琶湖疏水の一部であり、
琵琶湖の水を京都市内に運んだもので、
明治時代のレンガ造りだ!
JRのCMなどにも登場して話題になったことが
ありますよね(^_-)
レトロ調の雰囲気がウケて、
写真マニアなどにも人気がある観光スポットである。
◆ エピソード ◆
南禅寺の象徴である三門は、
歌舞伎・『楼門五三門』の舞台としても
有名な場所だ!
伝説の大泥棒・石川五右衛門が
この上から、
「絶景かな 絶景かな・・・・」
と見得を切るあのシーン。
確かに
実際に門の上からこの絶景を眺めてみれば、
五右衛門の心境もよく理解できます。
■ DATA ■
〈 所 在 地 〉
京都市左京区南禅寺福地町
〈 交通アクセス 〉
地下鉄東西線・『蹴上』駅、下車徒歩5分。
〈 拝 観 時 間 〉
-3月~11月-
8時40分~17時00分
-12月~2月-
8時40分~16時30分
〈 拝 観 料 〉
個人:¥500
団体(40名以上):¥400
※※※※※※※※※※
★ 龍虎 俊輔 ★
※※※※※※※※※※