京都通になれる雑学知識 | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

歴史作家の龍虎俊輔本人によるブログ。

国内旅行、寺社仏閣、京都に関してを題材にして、
言いたい放題。+「☆本日はこんな日だ!☆」
「百鬼乙女関連記事」
一読したら、Facebookの「いいね」を押してね。
Twitterをやってる方は、ツイートしてね。

《 京都通になれる雑学

第 1 章
古都・京都の歴史を知る町歩き

- Kyoto 17 -
錦市場、
首を左右においしい味散歩

江戸時代、魚問屋に始まり、
野菜、京食材が集まる錦市場。
地元のみならず、観光客の姿も多く、
京土産の掘り出し物が1つや2つ見つかるはず。



ついつい予算オーバーの
ショッピング


新京極通・四条上ル「錦天満宮」から西へ
買い物客で混雑する「錦市場」のアーケードが延びています。
通り沿いに約120店舗、
京漬物、京昆布、鮮魚、京野菜などの店が
隙間なく連なっています。 

錦市場は、
1615(元和元)年、
幕府から魚問屋の許可が出て以来発展したが、
その前は具足を扱う店が並んでいたことから
「具足小路」と呼ばれていたという。
南北に交わる通りを区切りにして、
味散歩をしてみるのも良いでしょう?
東から歩くと、
御幸町通と麹町通の間では、
味噌漬とつりめん山椒の「丸松 味の顔見世」、
焼ポンの「京丹波」。
焼ポンとは、
特殊な圧力製法で焼きあげた栗。
やわらかく甘みがあって、美味しい!
店先で立ち食いするのがオススメです!


錦市場にも甘味で一休みできる
茶房あり


麹町通と富小路通の間では、
さば寿司の「伊豫又」、
富小路通と柳馬場通の間では、
焼き魚などを扱う「魚刀」、
つきたての杵つき餅につい喉が鳴る「もちつき屋」。
各種のし餅、よもぎ大福などが並んでいます。
店内には茶房があり、
抹茶パフェやぜんざいなどが味わえます。
夏期限定の磯巻き付の冷やしうどんは、
暑い京都で食欲が出る一品です。

柳馬場通と堺町通の間では、
京昆布「千波」。
この店の一番人気は、
こんぶ玉!
汐昆布をやわらかくし、山椒を練り込み、
小さく丸めて山椒の粉をまぶしてあり、
お茶漬け用に常備しておきたい一品です。
このこんぶ玉には、
生姜風味や唐辛子風味もあります。

スイーツの「冨美家」。
この店のバウムクーヘンは、
“ ふうばうむ ”と言い、
抹茶味とプレーンの2種類あります。
京の人たちのご贔屓の味の1つだという。
抹茶味のふうばうむ(¥1,155)がオススメです。

錦市場は
京都の人たちが食材を求める市場でありますが、
現在は、
京の味のお土産を探す観光客の姿で混雑する
観光スポット的な存在でもあります。


最後に・・・
錦市場
は、
京都市中京区のほぼ中央に位置する
錦小路通のうち「寺町通- 高倉通」間の商店街で、
魚・京野菜などの生鮮食材や、
乾物・漬物・おばんざい(京言葉で日常の惣菜)などの
加工食品を商う老舗・専門店が集まる市場。
京都独特の食材は、ほぼここで揃う。
中小企業庁によれば、
商店街の類型として超広域型商店街とされ、
名称は京都錦市場商店街とされ、2
006年5月に「がんばる商店街77選」に選ばれた。
- 概 要 -
400年の歴史を持ち、
京都市民からは「にしき」という愛称で呼び親しまれ、
かつては「京の台所」として地元の市民で賑わい、
現在では新京極商店街や寺町京極商店街とともに、
観光客や修学旅行生が訪れる活気のある
観光名所としても賑わう。
スーパーマーケットや百貨店と違い、
ここでは新鮮な旬の食材の品質のよさや
豊富な品揃えが支持されて市民生活と密着しているところが
最大の特徴となっている。
そのため価格を高めに設定する店もあるが、
高品質や豊富さから「ほんまもん」(本物)を扱っていると信頼し、
納得する市民は少なくない。
他地域で「錦市場」を銘打つ店が増え、
品質を維持するためにも京都府内の商店街で初めて
「錦市場」の商標登録を取得している。
一方、
臨時に「にしき」と銘打った食品コーナーを設ける
百貨店も登場している。
京都の目抜き通り四条通の一本北の錦小路通に位置し、
赤緑黄の色鮮やかなアーケードにおおわれた
石畳の道の距離は、
東西390m。
商店街振興組合に所属する店は約130店舗、
道幅は3.2~5m、
道に迫り出して商品や商品棚を並べる店舗が少なくなく
実際はもっと狭い。
東の端は、
新京極と交差し、その先に錦天満宮がある。
ここで業務用の食材を仕入れる割烹、料亭、旅館なども多く、
一般向けには
京都名物の鱧・ぐじ (甘鯛) ・笹鰈・浜焼き鯖・
琵琶湖産の淡水魚など
鮮魚を扱う店が20店舗以上と一番多い。
そのほか伝統野菜とも呼ばれる京野菜、京漬物・豆腐や
湯葉・麩・鰻・佃煮・蒲鉾・干物・乾物などから
茶・菓子・パン・寿司まで京料理の食材は
ほとんどここで揃うといっても過言ではない。
豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナツ、
あるいはマグロのヅケ串などあまり見かけないものも売られ、
また試食品を出す店もあり、
食べ歩きする人も少なくない。
さらに茶房を出店して
おむすびを供する米屋や定食を供する八百屋、
カウンターで焼きたてのカキを供する魚屋など、
市場内で飲食を楽しむこともできる。
年の暮れには正月用の食材を求める客であふれる。
店舗の営業時間は、
店にもよるが、
おおむね午前9時から午後5時までが目安となっている。
水曜日と日曜日に休業する店が多い。
-Wikipediaより-

錦市場のHP
http://www.kyoto-nishiki.or.jp



※※※※※※※※※※
 龍虎 俊輔 
※※※※※※※※※※