京都 古寺巡り‐寺社巡りが楽しくなる京都ガイド‐ | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

歴史作家の龍虎俊輔本人によるブログ。

国内旅行、寺社仏閣、京都に関してを題材にして、
言いたい放題。+「☆本日はこんな日だ!☆」
「百鬼乙女関連記事」
一読したら、Facebookの「いいね」を押してね。
Twitterをやってる方は、ツイートしてね。

《 京都 古寺巡り 》
- 寺社巡りが楽しくなる京都ガイド

本テーマ 30
〈 伏見稲荷大社
伏見稲荷大社

京都市伏見区にある神社。
旧称は稲荷神社
式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。
旧社格は官幣大社で、
現在は神社本庁に属さない単立神社。
稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする。
全国に約4万社ある稲荷神社の総本社である。


朱の鳥居が連なる
稲荷神社の総本宮

==================
全国に約4万ある
稲荷神社の総本宮


稲荷山の麓にある全国の稲荷神社の総本宮で、
2011年には鎮座1300年を迎えた神社。
711(和銅4)年に
秦伊呂具が稲荷山の三ヶ峰に
三柱の神を祀ったのが始まりで、
827(天長4)年に弘法大師・空海が、
東寺の五重塔建立のため
稲荷山より神木を伐ったことから、
真言宗とり結び付きも強い。
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、所願成就の神として
庶民から信仰を集め、
豊臣秀吉からの信仰も篤かったという。
本殿背後から奥社まで約70mの参道に連なる
千本鳥居をはじめ、
山全体に並ぶ朱塗りの鳥居は、
願い事が「通る」ように、
又は
「通った」御礼から
江戸時代に奉納されたもの。
また、神社のシンボルともいえる狐は、
神の使いで、
目に見えない存在のため
「白狐」と
呼ばれています。


==================
願い事が通るように
神域のお山を一周する


本殿背後の奥宮右手から奥社までの
二手に分かれた参道には、
「千本鳥居」と呼ばれるほど多くの鳥居が
集中しています。
通常は千本鳥居のすぐ先にある
奥社まで参拝して引き返す人が多いのですが、
そこから稲荷山山頂の一の峰まで
各社を巡礼する「お山めぐり」こそ、
伏見稲荷大社参拝の真骨頂である。
所要は約2時間
奥社から熊鷹社、三ッ辻、四ッ辻までの一本道を行き、
四ッ辻から山頂へ向かう二手に分かれた坂道を進もう!
三ノ峰、二ノ峰を経て
最高地点(標高223m)へと到着するルートに
チャレンジしていきたい。



-《 重厚な造りです! 》-
☆ 楼 門本 殿
~ 重要文化財
桃山様式の楼門は、
1589(天正17)年に豊臣秀吉が
母・大政所の病気平癒を祈願して寄進したもの。
本殿は、
1499(明応8)年に再建されたもので、
重要文化財に指定され、
牡丹唐獅子などの装飾が見事です。

-《 お稲荷さんのパワーが満ちています 》-
☆ 千 本 鳥 居
奥宮から奥社までの約70mにわたる
参道の途中にある、
朱塗りの鳥居の集中地点。
祈願と感謝の証として奉納された鳥居が、
約5000基もあり、
庶民が篤く信仰した江戸時代には、
既に現在のような景観が整っていたと
言われています。


=【 神域・稲荷山を巡礼します 】=
☆ お山めぐり
奥社から稲荷山山頂の一ノ峰までの
約4kmの道程を、
約2時間かけて巡礼するコースです。
道中にある熊鷹社、眼力社などの社も
見逃さないように気をつけましょう!
急な石段が続くので、
歩きやすい靴に動きやすい服装で巡りましょう!

その巡礼順序をご紹介します!

[1]  千 本 鳥 居
二手に分かれた参道の先に奥社があります。
CMやポスターでお馴染です。

[2]  奥 社 奉 拝 所
稲荷山全体を遥拝するための奥社。
ここでお山めぐりの安全を祈願しましょう!

[3]  熊 鷹 社(新池)
池に向かい手を叩き、
こだまの方向から探し物を得るという
伝説があります。

[4]  四 ノ 辻
振り返ると京都市街が見渡せます!
茶店で休憩する人も多い。

[5]  三 ノ 峰 下 社
稽古事の神・白菊大神を祀り、
諸芸に励む人から信仰が篤い!

[6]  二 ノ 峰 中 社
青木大神を祀る社です。
石には富士山の溶岩を使用しているという。

[7]  一 ノ 峰 上 社
何事にも末広がるという末広大神を祀る社です。
標高223mの頂上に立っています。

[8]  眼 力 社
先見の目や眼力を授け、
眼病平癒の御利益もある神様が
祀られています。


= DATA

《 所 在 地 》
京都市伏見区深草藪之内68

《 交通アクセス 》
鉄 道
京阪電鉄京阪本線、「伏見稲荷」駅下車徒歩5分
JR奈良線、「稲荷」駅下車徒歩3分
 バ ス
市バス南5系統
「稲荷大社前」下車徒歩10分

《 拝観料 》
境内拝観は自由!

《 祭 神 》
宇迦之御魂大神、佐田彦大神
大宮能売大神、田中大神、四大神




※※※※※※※※※※※
 龍虎 俊輔 
※※※※※※※※※※※