[-悠久の不思議な歴史を巡る旅-]
【大徳寺】
6泊7日の大徳寺の旅は
本日で、6日目!
本日の旅のメインは
大仙院の歴史についてとなります。
また、
オプショナルツアーとしまして
芳春院の呑湖閣についてを
ご紹介します。
では!私と一緒に
悠久の不思議な歴史を巡る旅に
出掛けましょう!
不思議⑥ 〔 大仙院庭園 〕
大仙院庭園は、
本堂の東側にあり、
非常に狭い空間に作られた
禅宗式の枯山水庭園と
なります。
この庭園は、
相阿弥の作と伝えられているが、
一説に開山古岳和尚の作とも
言われています。
東北隅に枯滝組を作って深山幽谷となし、
そこから流れ出た滝水が渓流となり、
やがて石橋をくぐって大きな川となる。
果ては大海に注いで石船を浮かべるという
壮大な構想。
『都名所図会』を著した秋里籬島が書いた
『築山庭造伝』前篇には、
この庭園を
「形制厳整体」と表現されています。
龍安寺の石庭と共に、
天下無双の名庭で、
国の特別名勝史跡に
指定されています。
この大仙院庭園は、
約66m²の狭い空間に
大小の石や樹木を配し、
深山幽谷の風景を描いた
見事なものですね。
住職自らが、
庭や方丈の解説、説法を行うこともあって、
連日多くの人々が、
訪れる寺院となります。
御住職の解説や説法は
実に為になり、面白いですよ!
また、
解説や説法後は、
拝観券に御住職自ら、
あなたのお名前を
記入して下さることもありますよ!
オプショナル① 〔 呑湖閣(芳春院) 〕
芳春院は、
大徳寺山内の最北に位置する
塔頭となります。
呑湖閣は・・・
本堂背後にある小堀遠州作の
「楼閣山水の庭」の中心をなす二重楼閣。
元和三(1617)年の建立で、
春屋和尚の木像や
前田家一族らの位牌が
安置されています。
閣上からは
真東に比叡山が見え、
琵琶湖を呑み込んでしまうような
壮大な景観が広がる。
池を「飽雲池」といい、
本堂との間に「打月橋」が架かる。
『築山庭造伝』前篇には・・・
この庭園を
「平心和気体」と表現されています。
金閣、銀閣、飛雲閣と並び
京都四閣の1つに
数えられています。
この芳春院は、
通常非公開ですが、
特別公開されることが
あります。
また、
1608(慶長13)年、
加賀の前田利家夫人(芳春院)の
創建であるが、
現存している建物は、
明治時代以降に
再建されたものとなります。
本日の旅は、ココまで!
明日の旅は
≪聚光院≫と≪高桐院≫
にある墓
についてとなります。
乞うご期待!!
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★ 龍虎 俊輔 ★
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