先週金曜日以来の旅の
更新となります。
更新する旅は・・・
『西本願寺と渉成園の不思議の旅』
その旅は、
本日で、7日目!
本日からは
東本願寺の塔頭となります
渉成園を巡る旅。
街中に佇む静かな庭園であり、
枳殻邸の通称を持つ
渉成園の不思議を巡る旅と
なります。
≪ 7日目 ≫
それでは!私と一緒に
悠久の不思議な歴史を巡る旅に
出掛けましょう!
不思議⑦‐1 〔 傍花閣 〕
園林堂(持仏堂)の東にあり、
園内では、
珍しい楼門造りの建物で、
左右側面にある
山廊と呼ばれる階段のことです。
階上は、
四畳半の部屋があり、
この部屋の天井には、
磁石板に十二支を配した図様が
描かれています。
明治25(1892)年に
再建された建物となります。
『京都坊目誌』には・・・
「形状楼門に似て東西に通ず。
建築奇功なり。
天井は磁石形の十二支を描く。
南北階段登らんとする所に、
絵馬形の額を掲ぐ。
熊谷直実、平敦盛を描く。
狩野永納の筆なり。」
と記されています。
形式に囚われない
印象的な建物となっている
不思議さを感じますね。
渉成園十三景の1つに
なっています建物となります。
不思議⑦‐2 〔 回棹廊 〕
縮園亭と北大島と丹楓渓を結ぶ
唐破風・桧皮葺の屋根付きの
木橋のことです。
卯月池に落とすシルエットは、
橋とは思われない
優雅さを感じます!
今でも木の欄干が
付いていますが、
1858年の安政の大火で
焼失する前は、
欄干は朱塗りであった
そうです。
この木橋も
渉成園十三景の1つと
なっています。
本日の旅はココまで!
明日の旅も
渉成園の旅となりますので
乞うご期待!!
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★ 龍虎 俊輔 ★
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