「お焼香」の正しいやり方は、宗派によって違う・・・? | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

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【お焼香】
通夜・葬式・法要の時、必ず、行なう行為だよね(^_-)

香は、主に香木からつくられています。
その香木には、栴檀香沈香伽羅香等、
色々な種類があるんだよ(^_-)

実は、動物性のお香もあるんですよ!
有名なのは、麝香龍涎香ですかね。

香木の使い方には、3つあります!
そのまま細かくして使う抹香
粉状にしたあとに練り合わせて作って使う練香
この練香をさらに細かくして体に塗って使う塗香
と3つに使い方は分かれているんです(^_-)
こういうように3つに使い方は、分かれているんだけど・・・
私たちが、よく使う線香ってどれですか?

強いて言えば、練香の一種になるんですよ(^_-)

では、焼香の正しいやり方ってご存知ですか?
知らないです!とか
焼香のやり方なんて、あるの?とか
思っている人、いるんじゃないかな(>_<)

焼香には・・・
立って行なう「立礼」と座って行なう「座礼」と移しながら行なう「回し」があり、
どちらも死者の近親者の順から行ない、
まず、法要の導師に一礼をします。
次に焼香台へと進み、一礼し、焼香します。
これが、一連の流れですね。。
イメージはあると思いますが・・・・問題はね(^_-)
焼香の回数だよ(^_-)

真言宗・浄土宗・日蓮正宗・天台宗は、3回
曹洞宗・臨済宗・真宗大谷派は、2回
浄土真宗本願寺派、日蓮宗は、1回
でもね。
この回数は、目安にすぎませんよ!
焼香者が大勢いる場合は、1回でもOKですね!

焼香後は、回向する方の冥福を心が祈る意味
合掌し、礼拝する
そして、
仏前から退いて、導師に一礼をして、
自分の席に戻るというのが、
正しいやり方なんですよ!

しかし
線香の場合も宗派によって、実は本数や立て方が違うんです(>_<)

真言宗・天台宗・日蓮宗は、3本
浄土宗・真宗大谷派は、2本
曹洞宗・浄土真宗本願寺派は、1本

浄土真宗だけは、線香を寝かせます。
その他の宗派は、立てます。

線香には、ローソクから火をつけますが、
線香の炎を息で吹き消してしまう人、結構いますよね(^_-)
この行為は、絶対にしてはいけませんよ!

線香の炎は、右手で仰ぐように消すのが、礼儀なんです!

但し
回数も本数もあくまで目安ですよ!
他の参列者にご迷惑をかけるのは本末転倒なので、
心を込めた焼香であれば、
それで良いんですよ!


僕は、4回経験、致しました。
知っていても慣れるものではないですね(>_<)


龍虎 俊輔