このシリーズもいよいよ、今回のテーマが最後になります。
最後に書くテーマは、「かんたん坐禅」のPlusAlphaです。
今回は、【正座坐禅】と【仰臥禅】の2つのテーマです。
先ずは、【正座坐禅】について!
【正座坐禅】とは何か
文字通り・・・
正座をして坐禅を行ない、心身をリラックスさせる方法です。
正座でっていうからには、やる場所は、決まっていますよね(^_-)
そう!
わ・し・つ・・・和室です!
ま、和室で正座をするのは当たり前ですが・・・
どんな場面でやればいいんですか?
それはね!
極度に緊張する場面かな(^_-)
重役の接待の時
葬儀の時
とかは、大半が和室で行なわれるんじゃないかな。
そんな時に
【正座坐禅】を行なうとリラックス出来るかと思うよん(^_-)
正座といってもね(^_-)
普通の正座では、安定感が乏しいので、
正座坐禅を行なう時は、両膝を10cmから15cmほど広げて、
左右の足の親指を重ねて正座をします。
そうすることで、腰が伸びやすくなり、
下腹部(丹田)に圧力がかかりやすくなるんです。
そうすると
腰を入れて、下腹部を膨らませるように腹式呼吸が出来ます!
呼吸はね(^_-)
歩行禅と同じように、4回吐いて、4回吸う形式がBESTかな。
その時に、最初の4回吐く時で足の指を「グー」にして、
次に4回吸う時に足の指を「パー」に開きながら、息を吸うように
すると集中出来て、よりリラックス効果があるはずです。
あっ!そうそう!
座布団は、必要ないですよ!
畳に直接、正座をするほうが、腰の安定感が増すのでね(^_-)
次に【仰臥禅】について
【仰臥禅】・・・この漢字、何て読むんですか?
読めなくても当然ですかね。。
【仰臥禅】・・・こう書いて「ぎょうがぜん」と読みます!
では
【仰臥禅】とは何か!
簡単に言い換えると
"寝禅"
です。
寝た状態で呼吸を整えるのが、この【仰臥禅】なんです!
安眠を促すための禅だと思って下さい。
翌日に大事な試合があるとか
会議を控えているとか
心配事があって、寝つけないとか
こんな時に、仰臥禅を行なうと効果は大きいですよ!
就寝前に行なうっていうのが、大前提なんだけどね(^_-)
不安や緊張をしている時は、筋肉が最大限に硬直しているので、
そういう時に、【仰臥禅】を行なうと、硬直しているのが、
解放され、心身共にリラックスでき、
安眠を得ることが出来ますよ!!
寝てる状態で、
「腹式呼吸をしなさい」って言っているようなものなので、
出来る訳が無いじゃんって思う人って、
当然、いますよね(^_-)
寝てる状態だと腹圧がかかりづらいので、
【仰臥禅】を行なう時は、お腹の上に手を置いて、
呼吸に合わせて上下させながら、胃と下腹部の両方で
呼吸をするような動作を加えることで、
楽に【仰臥禅】が、出来るんだよ(^_^)/
足は、肩幅程度に開くことをお忘れなく!
龍虎 俊輔